10月31日から11月3日まで、福岡小戸で「第79回 全日本学生ヨット選手権」（全日本インカレ）が開催されます。この大会は、全日本学生ヨット連盟に所属する大学ヨット部による大学対抗戦です。出場するのは、水域予選を勝ち抜いた470級23校、スナイプ級23校に開催地枠として九州から1校が加わり、両クラス24校。1クラス1校につき3艇が出場して合計得点を競います。（BHM編集部）

　今年で79回目を迎える全日本インカレは、1933年に東京品川で第1回大会が開催されました。初期はA級ディンギーの1艇種のみ。途中、戦争で中断されましたが、その伝統は今も引き継がれています。1968年第33回琵琶湖大会よりA級とスナイプ級、1973年第38回葉山大会から470級とスナイプ級となり、現在もこの2クラスが採用されています。

　全日本インカレは紛れもなく日本で最も注目を集めるヨットレースです。その背景には79回という歴史があり、単純に考えても78年分以上の卒業生がいるわけで、その数は膨大。当然、日本のセーリング界に影響を与えるヨットレースとなっています。

　第79回全日本学生ヨット選手権の出場校は次の通りです。バルクヘッドマガジンは全レースを現地からレポートします。おたのしみに。

第79回全日本学生ヨット選手権スケジュール
開催場所：福岡市ヨットハーバー（福岡小戸）
10月30日 艇長会議、開会式
10月31日〜11月3日 10：30 スタート予告
11月3日 表彰式・閉会式
※合計11レースを予定
※3レース以上で大会成立
※11月1日は13時以降のスタートはない

470級
北海道水域：北海道大学
東北水域：東北大学
関東水域：早稲田大学、明海大学、慶應大学、日本大学、中央大学、明治大学、法政大学
中部水域：愛知学院大学、愛知大学
近畿北陸水域：同志社大学、京都大学、金沢大学
関西水域：関西学院大学、関西大学、甲南大学
中国水域：鳥取大学、岡山大学
四国水域：高知大学
九州水域：日本経済大学、九州大学、福岡大学、長崎大学

スナイプ級
北海道水域：小樽商科大学
東北水域：東北大学
関東水域：日本大学、早稲田大学、慶応大学、明治大学、明海大学、中央大学、法政大学
中部水域：三重大学、名古屋工業大学
近畿北陸水域：同志社大学、京都大学、金沢大学
関西水域：関西大学、関西学院大学、甲南大学
中国水域：岡山大学、広島大学
四国水域：香川大学
九州水域：鹿屋体育大学、九州大学、長崎総合科学大学、福岡大学

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