あっという間に今年も「魔の11月」が近づいてきました。編集部にとって1年で最高に楽しく忙しい季節がはじまります。今週は浜名湖でモス全日本、次は福岡小戸の全日本インカレ、その次は石川七尾湾スナイプ、江の島470、和歌山NT選考…。カラダが壊れない限り突っ走ります。みなさん、海でお会いしましょう。（BHM編集部）

　さて、今週末はモス級全日本選手権が、ビーチスマリーナ（10月25、26日。浜名湖三ヶ日）で開催されます。今年の全日本は、はっきりいってすごいメンツが揃いました。極秘に入手したエントリーリストによると…。

　モス伝道師で全日本チャンプの後藤浩紀、日本モス界の生き字引・古谷元洋、オーストラリア・メルボルンからKAセール所属・梶本恆平（宇和島出身）、シングルハンドの王者・永井喜彰、日本女子フォイラーの第一人者・河合潤、ご存知スナイプマスターズ優勝の杉山武靖、日本フォリングの歴史そのもの・橘直美、稲毛のスピード番長・大西隆浩、湘南生まれマイアミ育ちの元神童・阪間俊文、キールボート代表・トランスパックとシドニーホバートレースも難なくこなす荒川海彦、スリーボンドからは松永鉄也と吉田雄悟のオリンピアンが個々参戦、センスはピカイチ・地元浜名湖出身の高橋洸志、日本セーリング界の宝、ゲームと漫画と肉が大好物の田畑和歌子などなど。

　これでもかというほどのヨット馬鹿が揃いました。現在、第二の聖地・葉山港では、毎日のようにモスセーラーがトレーニングしています。全日本開催地の浜名湖には、今週水曜あたりから事前練習に入る選手がいるとか。バルクヘッドマガジン編集長も、癖が強すぎるヨット馬鹿に混じって取材撮影してきます。おたのしみに！

モス全日本の開催地は聖地・ビーチスマリーナ。1984年に世界選手権が開催された場所です。今年の全日本には27艇がエントリーしています。photo by Junichi Hirai

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