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大雪翌日葉山沖。全日本マッチレース2日目

 2月8〜11日まで葉山沖で「全日本マッチレース選手権」が開催されています。大会初日の8日は大雪の影響でレースはキャンセル。大会2日目は船を降ろすため、マリーナの雪かきからはじまりました。(BHM編集部)

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葉山で開幕した全日本マッチ。全日本は毎年11月に開催されていましたが、今回はイベントの少ない2月に開催されました。photo by Junchi Hirai

 関東地方にもたらした記録的な雪の影響で、大会スケジュールは変更を余儀なくされました。大会2日目の午前中は除雪作業に費やされましたが、午後から海に出て待望のフライトがはじまりました。

 全日本の出場選手は以下の通り。韓国からは、ロンドン五輪470級代表で、ワールドマッチレーシングツアー・コリアマッチ出場のパク・ガンウ選手が出場します。

◎2014全日本マッチレース選手権出場スキッパー
1. 坂本 亘
2. パク・ガンウ(韓国)
3. 市川航平
4. 本吉夏樹
5. 村越俊介
6. 長堀裕樹
7. 紙麻里亜
8. 藤井麗

 また、本大会にあわせて、インターナショナル・アンパイア・セミナーが開催されています。参加しているのは日本をはじめ、韓国、オーストラリア、マレーシアなどアジア・オセアニア諸国のアンパイア。海外から講師を招いて6日から葉山で講習会、資格テストがおこなわれています。そのため、今回の全日本マッチは選手、アンパイアを含めると国際色豊かな顔ぶれになっています。

 さて、午後から始まった大会2日目は北東風が徐々に弱まり、第1フライトが終わるとピタリと風が止んで海上待機に。午後4時前にようやく北風が入りだして微風のなかで合計3フライトおこなわれました。明日10日は、ラウンドロビンを消化するべく、予定スタート時刻をはやめておこなわれる予定です。

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陸上保管している場所からクレーンまでの道を雪かきで作りました。photo by Junichi Hirai

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船をさん橋に移動したら艤装前に船から雪おろしの作業です。photo by Junichi Hirai

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真っ白な葉山の海岸線を背景に出艇。新鮮な風景です。photo by Junichi Hirai

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本部船には3月の学生&U23マッチに出場する選手たちが観戦勉強を兼ねて手伝いに来ました。photo by Junichi Hirai

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本大会はアジア大会(9月韓国)の日本代表予選を兼ねています。いつもの全日本以上に熱が入ります。photo by Junichi Hirai


全日本マッチ大会初日、2日目、ダイジェスト映像。movie create by Kazushige Nakajima / Dailysailing.com

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ワーレンジョーンズユースマッチ(オーストラリア・パース)から戻ったばかりの市川航平チーム。photo by Junichi Hirai

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昨年のクリスマスマッチで優勝した長堀裕樹チーム。photo by Junichi Hirai

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韓国のマッチレースリーダー、パク・ガンウチーム。これまで何度か日本のマッチレースに出場しています。photo by Junichi Hirai

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葉山界隈でセーリングする仲間で組んだ村越俊介チーム。伊藤園マッチにも出場しました。photo by Junichi Hirai

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第3フライトがはじまる頃は夕暮れに。海上は急激に冷え込みました。photo by Junichi Hirai

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全日本マッチレース選手権2日目ラウンドロビン成績

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葉山マリーナヨットクラブの〈フェローズ〉〈アドニス〉〈ケットフィーク〉のメンバーで結成された紙麻里亜チーム。photo by Junichi Hirai

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今回はインターナショナル・アンパイアセミナーもおこなわれているため海外のアンパイアが数多く参加しています。photo by Junichi Hirai

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帰着後、ブリーフィングが終わる頃には夜に。外は真っ暗です。photo by Junichi Hirai

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