1月12日、山口県光市、2014GORE-TEX New Year Regatta（ゴアテックス・ニューイヤーレガッタ）レース初日。OPクラス、420・FJクラスの双方とも今年度のタイトルを賭け、ジュニア・ユース達の熱い戦いがスタートしました。（レポート／大会実行委員会、写真／池上亜樹、小泉周三）

寒くても元気！OPクラス全員集合

　12日は微風から順風のコンディションの中、OP級（Aクラス／Bクラス）が4レース、420・FJクラスが5レースを無事終了することができました。

　初日のレース成績は各クラスとも、午後から実施された軽風〜順風域下のシフティーなコンディションの4レースで、スコアを上手くまとめた選手達が総合成績で上位に進出しています。

　風向が280〜340度までの振れ幅がある中、右に振れる傾向がありつつも、ブローは両サイドから入ってくる状況だったため、選手としては、正確な現状把握と先を見据えて判断が求められるレースとなりました。

　その難しい状況の中、ブローの状態、マークと自艇との位置関係、艇団に対する自艇の位置の3つの要素を常に正確に把握し、先回りの行動をした艇が安定して上位を走っていました。

　また、このレガッタは、真剣勝負のレースの後の心のこもった“おもてなし”が参加者一同に大人気です。今回、初めて参加された玄海セーリングの松山コーチ、重コーチも着岸後の温かいうどんのサービスに大変ご満悦のご様子で、ホスピタリティーの高さに大変感心されていました。

　また、レース後のレセプションパーティーはキールボートのパーティーのような盛大な賑わいでした。毎年恒例となった保護者、運営役員を対象とした大抽選会では、例年以上の豪華景品が続々と出され、普段ご家庭では購入できないお目当ての商品が当選した保護者の方々は、子供以上に大はしゃぎでした。

　13日は、OPクラス、420クラスともマジョルカビブスを身に付けた選手達が登場し、今年度のチャンピオンが決まります。どんなドラマが待ち受けているのか、楽しみでいっぱいです。

◎GORE-TEX New Year Regatta
http://ophikari.web.fc2.com/regatta.html

大会初日成績
OPクラス
Aクラス
1位：抜井理紗（B&G兵庫ジュニア海洋クラブ）
2位：藤原達人（B&G兵庫ジュニア海洋クラブ）
3位：下石 煕（B&G別府海洋クラブ）

Bクラス
1位：矢野正景（B＆G新居浜海洋クラブ）
2位：児島緋音（B&G兵庫ジュニア海洋クラブ）
3位：西澤佳菜（北九州ジュニアヨットクラブ）

420・FJクラス
1位：小泉維吹／松尾虎太郎（山口県立光高等学校）
2位：中山由紀美／姫野紗采（玄海セーリング）
3位：田中美紗樹／高野芹奈（B&G兵庫ジュニア海洋クラブ）

レース初日はダブルハンド5レース、OP級4レースがおこなわれました

420・FJクラス、トップの小泉／松尾（光高校）

陸に上がったらあったかいうどん！

420・FJクラス全員集合です！

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