講習会&レース、テーザーオータムレガッタ
11月17日、2013年を締めくくるテーザー級公式レース「オータムレガッタ」が江の島ヨットハーバーで開催されました。前日には江の島フリートの協力により練習会、及び講習会兼前夜祭も行われました。(レポート・写真/日本テーザー協会)
練習会&講習会 兼 前夜祭
毎回のようにゼネリコを繰り返すテーザーセーラー、今回の練習課題は「スタート」です。昼間の練習会でのスタート実践と共に、夜の部では江の島フリートの佐藤・村岸組が解説を行いました。スタートにおけるシークエンス解説にお酒が入りつつも熱心に聞き入り、明日の本番に備えます。
レガッタ本番
この時季にしては暖かい天候の中、23艇の参加を集めレースが開始されました。出艇時は無風だったものの30分ほどの風待ち後、南から軽いブローが入り始めレース開始。そんな中、運営は着々と2レースを消化しました。
選手も昨日の成果かきれいなスタートが続きます。2レース終了時点では、佐藤・村岸組、石川・東組、植田・抜井組が両レースともそれぞれ1位、2位、3位と安定した走りを見せました。
2レース終了後、今度はかなり力のある南のブローが入ってきました。運営もそれに呼応したのかロングコースの指示が出ます。帆走中も風は上がり、吹いたレースとなりました。そのレースを制したのは、吹いても速い佐藤・村岸組、2位には今シーズン2勝の山村・吉田組、3位にはこちらも吹いても速い植田・抜井組。
続く第4レース、風はさらに吹き上がりクラスルール上限に迫る勢い。ハーバーに戻る艇も出始めましたが、容赦のない本部船はロングコースを指示。このレースもきれいなスタートでレース開始。
このレースでは風に加え相模湾特有の大きなうねりが加わり、フリーでは豪快なサーフィング&プレーニング合戦が繰り返されました。とはいえ各艇かなりハンドリングには苦労したようで途中からは沈艇も目立ち始め、ややサバイバルな雰囲気に。結局、フィニッシュできたのは7艇のみでした。
優勝は全てのレースを1位でまとめた佐藤・村岸組、2位には吹いた中でも男女ペアで上位を走りきった石川・泉組、3位には今期好調の山村・吉田組が入りました。
今回は捨てレースが無かったこともあり、軽風レース&強風レースを共に安定した成績を取ったチームが上位を占めました。
総合成績
優勝:佐藤・村岸組
2位:石川・泉組
3位:山村・吉田組
マスターズクラス優勝:佐藤・村岸組
グランドマスターズクラス優勝:山下・小澤組
スーポーグランドマスターズクラス優勝:本吉・村尾組
次回の公式レースは年明け2月17日、稲毛で行われるミッドウインターレガッタとなります。テーザークラスは次々回のワールド日本開催も決まり、益々の盛り上がりが期待されます。興味ある方は、ぜひ日本テーザー協会までご連絡ください。
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