7月25日、スペイン・バレンシアで「420級世界選手権」が開催しました。この大会に日本から男子7チーム、女子7チームが出場します。420ワールドにこれほどの日本選手が出場することはあったのでしょうか？　420級は、2015年からインターハイ、国体で採用が予定されているユース（高校生）種目で、いま日本で最も注目されている艇種です。（BHM編集部）

バレンシアで開幕した420ワールド。オープニングセレモニーの写真です。photo by Jose Jordan

大会初日はライトウインド。小泉／有岡は4位の好発進を見せました。photo by Jose Jordan

　大会は25日から30日までの5日間で、レースはチャーター艇を使っておこなわれます。出場するのは27カ国374選手。オープンクラスに110艇、女子に77艇が出場します。大会初日は7ノットの微風ではじまり、最大12ノット程度まであがるコンディションで２レースおこなわれました。

　オープンクラスでは、前週までキプロスでおこなわれたISAFユースワールドから連続遠征する小泉／有岡が、４位につける好発進を決めています。１位は同じく遠征を続けるISAFユースで優勝したブラジル。日本のユースが戦うバレンシア420ワールドに注目です！

◎420 Worlds Championship
www.420sailing.org/worlds

◎420ワールド出場日本チーム
太中賢／出口廣智（慶應義塾高）
小泉維吹／有岡翼（光高）
岡田奎樹／宮口悠大（玄海セーリングクラブ）
榊原隆太郎／楠瀬和旺（玄海セーリングクラブ）
高竹義樹／槇原覚（広島セーリングスクール）
斉藤道明／刈込孝陽（福島県セーリング連盟）
二井谷和平／吉永琢磨（琵琶湖ジュニア）

元津志緒／濱本郁（長崎工業高）
千葉都／秋本美桜（宮城県セーリング連盟）
力石晶子／澤田佳那（KGセーリング・関西学院大学）
中山由紀美／池内仁美（玄海セーリングクラブ）
深沢瑛理／馬渡凪沙（湘南白百合学園高／七里ヶ浜高）
村瀬美里／石川満里奈（広島セーリングスクール）
田中美紗樹／高野芹奈（関西大学第一高／B&G兵庫ジュニア海洋クラブ）

アフリカ・アンゴラからは2チームが出場しています。Manuel Nzuzi選手（右端）はOP級から420へ移行しました。photo by Jose Jordan

大会初日の様子

• ツイート