プロテスト続出!熱戦ブラインドワールド
5月29日、いよいよ後半戦、レース3日目を迎えました。9時55分、朝のブリーフィングを終えて出港。陽射しがまぶしい夏空を思わせる天気です。あれっ、今日は朝から雨模様の予報では?(文・写真/2013IFDSブランドセーリング世界選手権 実行委員会)
この2日間、順調に予定のレースを消化できたので、前日の予備日を休息に充てた選手たち。思い思いにエネナルギーを充電。マサチューセッツ(アメリカ)B1のベテラン、マシュー・チャオ選手らは鎌倉見物に繰り出し、日本を満喫したようです。
朝から太陽が照りつけはじめ、気温も上昇、そこそこの風が吹いています。ところが、スタート予定時刻10時半過ぎても、シフティな風に翻弄されて、なかなかレーススタートとはなりません。
11時近くなって、やっとB1クラスの4分前のホーンが響きます。期せずして、エキサイティングなレーシング・コンディションとなった本日。1レース目から波乱含みのレース混戦となりました。マーク回航、どのチームもギリギリのところで、せめぎ合います。結果、マークタッチ続出。プロテストも続出。
B2クラスのダントツトップ、ブラインドヘルム、ルーシー・ホッジス率いるGBRチーム。今日も1-1-1-1と決めて不動の1位。11レース終えた時点で16ポイント。B1クラス首位の座もGBR女性ブラインドヘルムのシャロン・グレナン。こちらも17ポイントとすごいスコアです。恐るべきGBRレディース。
B3クラスのニュージーランドチーム、これまたスーパーなレーシングを見せてくれます。初日からずっと、安定した試合運びで、スピードもあります。全く不安な要素を感じられないスキルの高さには脱帽です。
日本勢も負けてはいません、B1クラス〈エオリア〉チームが、5-3-5-4と安定したポジションを確保、なんと総合2位に浮上しました。〈MAKAMAKA〉チームは6-6-7-5と振るわず、アンラッキーな要素もあったようでクラス6位と不本意な成績に。後半の追い上げが期待されます。
本日は全4レース行われました。レース展開が速かったので、3時前にはドックイン。抜群のタイミングで、ポツリポツリ…。潮をたっぷりかぶった後は、かえって心地よい雨粒です。30日は今日よりもっと荒れ模様が予想されます。
◎2013IFDSブランドセーリング世界選手権
http://2013blindworldsyc.com/
大会3日目ダイジェスト
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