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市川〈月光DAIANA〉が優勝!相模湾で開催、J/24全日本選手権

 11月22〜24日まで油壺ヨットハーバー(神奈川県三浦市)を拠点に相模湾で「第44回J/24クラス全日本選手権」が開催されました。九州、和歌山、関西、関東から10艇が参加。相模湾の岸寄り特有のシフトのある北東風で7レース行われ、市川航平がヘルムを務める〈月光DAIANA〉が優勝しました。(BHM編集部)

優勝を飾った〈月光DAIANA〉。ヘルムを担当する市川は初優勝を飾りました。メンバーは、松山宏彰(バウ)、森 俊介(マスト)、藤井麗(3番)、川村岳(ピット&タクティシャン)、小島広久(トリマー)、市川航平(ヘルム)です

◎〈月光DAIANA〉市川航平コメント
「歴史あるJ/24クラス・全日本選手権での優勝、本当に嬉しいです。3日間で全7レース、北風の非常にシフティーでむずかしいレガッタを、辛抱強く戦い抜いたこのチームを誇りに思います。

我々、月光DIANAチームは、月光チームの兄弟艇(執友)として、今のコアメンバーとは2019マイアミ世界選手権から本格的に共に戦ってきました。

その後、2022北米選手権 3位、2023ギリシア世界選手権 6位、2024アメリカ世界選手権 3位、そして2025年イギリス世界選手権 3位と、着実にチームのレベル・共有時間を積み上げてきました。今レガッタはチームの練度・総合力をしっかりと発揮できたことが最大の勝因だと感じています。

国内のキールボート・ワンデザインクラスの全日本大会は、今やほとんど存在しなくなってしまいましたが、J/24はこうして若手からベテランまでが全日本タイトルをかけてファアに競い合うことができ、そして世界選手権では50〜80艇ものビッグフリートでのスリルも味わえる、魅力あふれるクラスです。

引き続き、国内のセーリングシーンを盛り上げながら、世界選手権での優勝を目指して月光チームでの挑戦を続けていきたいと思います!」

相模湾・佐島沖で開催された「第44回J/24クラス全日本選手権」。国内でも人気のキールボートでしたが現在は数を減らしています。しかし、キールボートの基礎を学ぶにはうってつけのボートです。
経験豊富なベテランと若手が乗り込んだJ/24全日本。少数精鋭ながらもワンデザインレースならではの接近戦が見られ、白熱したレースが行われました
優勝の〈月光DAIANA〉。今年の世界選手権で3位を獲得したメンバーを中心にチーム構成されました
2位の〈月光〉。毎週、油壺で練習している月光チームにJ/24のベテラン、畠山知巳が舵を取りました
和歌山のJ/24をチャーターして出場した九州大OBチームの〈帆友会ゴリラ〉。田中航輝がヘルムを務めました
2025年 第44回J/24クラス全日本選手権 成績

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