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鈴木晶友が大西洋横断「トランザット・カフェ・ロール」に出場!

 10月26日、フランス北西部ル・アーブルで「トランザット・カフェ・ロール」がスタートしました。この大会は2年に一度開催される大西洋横断ヨットレースで、IMOCAクラスに鈴木晶友選手が出場します。(BHM編集部)

鈴木晶友選手が世界一周ヴァンデ・グローブを視野に活動を開始。IMOCAで大西洋横断トランザット・カフェ・ロールに挑みます。IMOCAでの活動は白石康次郎さんに続いて日本人2人目です

 鈴木選手は2019年に大西洋横断「ミニトランザット」(ミニ650)を完走。2022-23年にはチームMILAIで、世界一周レース「グローブ40」(クラス40)に挑戦、完走を果たしました。鈴木選手は今秋から「ヴァンデ・グローブ」(IMOCA)を目標に活動を開始。トランザット・カフェ・ロールでは、前回のヴァンデ・グローブを完走したルイ・デュック(42歳)とともに大西洋横断を目指します。

「ヴァンデ・グローブ2028への挑戦、その第一歩となるレースが始まります。今回は前回VGを完走したルイ・デュックのチームで、彼のコ・スキッパー(副艇長)として参戦する機会をつかみました。まずは確実に完走。そして来年からの本格的な活動へつながる道筋をつくります。初日から45ノット予報という歓迎の荒波。マルティニーク島のフィニッシュは11月10日頃を予定しています。トラッキングやSNSで随時発信しますので、ぜひご声援ください!行ってきます!」(鈴木晶友)

・INSTAGRAM https://www.instagram.com/masasuzuki_skipper/
・FACEBOOK https://www.facebook.com/masatomo.suzuki/

ルイ・デュックと〈FIVES GROUP – LANTANA ENVIRONNEMENT〉は前回のヴァンデ・グローブで完走しました
ルイ・デュックチーム一同。鈴木選手とルイ・デュックが船に乗り込み、ほかのスタッフは彼らををバックアップします
スタートしたIMOCA。荒天を予想して前日にスタートしたオーシャン50クラスでは3艇がキャップサイズするというトラブルに見舞われました。また、クラス40は荒天を避けるため途中帰港することが発表されています

◎トランザット・カフェ・ロールとは?
 ル・アーブルからカリブ海マルティニーク島まで約4000マイルを走るダブルハンドヨットレースです。1993年に創設され、「コーヒー航路(Route du Café)」をテーマとする伝統ある大会として知られています。クラスはウルティム、オーシャン50、IMOCA、クラス40の4クラス。IMOCAクラスは約10〜14日をかけてマルティニークを目指します。

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