ディスマスト2艇、荒天に見舞われた大西洋横断ミニトランザット48時間
9月23日、スタートから48時間が経過した大西洋横断「ミニトランザット」。艇団は低気圧の接近のため35ノットの強風に襲われました。この荒天の中で2艇がディスマスト。他にもスピネーカーが破れる、バウスプリットが折れる、ポールが折れる艇などがあり、多数がダメージを負ってレースを続行しています。(BHM編集部)

プロト艇のトップは過去にミニトランザット優勝経験のあるブノワ・マリー〈Nicomatic〉。優勝候補筆頭のフォイル艇で、ブノワ選手は2016年の葉山モス級世界選手権に出場したので記憶にある方も多いでしょう。
日本の國米 創は第2グループに位置していて現在9位/33艇中。シリーズ艇の高原奈穂は16位/57艇中、中山寛樹は30位/57艇中となっています。選手とは連絡が取れませんが、レース委員会にトラブルの情報は入っていないため、大きな事故は起きていないようです。
トップ艇団はスペイン西端のフィニステレ岬にさしかかっていて、大西洋に出ると風はだんだんと落ちてくる予報です。





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