6月22日、江の島で開催された「第93回関東学生ヨット個人選手権」最終日は、強い風の中ではじまりました。（レポート・写真提供／関東学生ヨット連盟）

　しかし、艇がレース海面へ向かう途中で風と波がさらに強くなり、安全を考慮してAPH旗（「次のレースを陸上で待機する」を意味する）が掲げられました。

　選手たちは陸上で待機していましたが、その後風が吹きあがることが見込まれ、約1時間後にはAPA旗（「本日はこれ以上レースを行わない」ことを意味する）が掲揚され、全レースの中止が決定されました。

　このレース中止により、前日までの順位が最終結果となり、両クラスの優勝チームが確定しました。470は、明海大学の上原慎平選手、田畑武佐士選手。スナイプは日本大学、角田一瑳選手と山田真理歩選手が優勝となります。

　閉会式はセーリングセンターで行われ、2025年度の関東学生ヨット個人選手権は幕を閉じました。今回の個人戦は470とスナイプが同一日程で開催されました。合計で170艇を超えるフリートですが、大きなトラブルなく終えることができてよかったです。

　全日本個人選手権への出場権が与えられる18位までの選手は以下の通りです。

【470級】
1位 4812 明海 　 上原慎平／田畑武佐士
2位 4894 慶應 　岩佐忠直／廣岡瑠士
3位 4756 早稲田 岩永燎汰／植屋日志
4位 4856 日本 　 杉原豪／山本信之介
5位 4823 日本 　宇田川涼太郎／佐藤友星
6位 4777 慶應 　菅澤虎士朗／田中大和
7位 4695 早稲田 青山知央／尾﨑健人
8位 4821 早稲田 藤村勇斗／長屋明彦
9位 4851 早稲田 安永昂生／中川芹香
10位 4773 日本 　原弐一／毛利咲絵
11位 4879 日本 　池田海人／末吉源
12位 4847 慶應 　藤村拓斗／柳井遼
13位 4732 中央 　磯邊壱心／松尾亮汰
14位 4647 早稲田 重松陽／松山大祐
15位 4731 中央 　春本遼太／鈴木海翔
16位 4733 日本 　山本結翔／松原果保
17位 4887 明治 　早川大翔／渡邉駿一／世良昂暉
18位 4789 早稲田 桔川慶次郎／トムソンティモシー啓太

【スナイプ級】
1位 32036 日本 　角田一瑳／山田真理歩
2位 31926 早稲田 桔川翔太郎／山本育海
3位 31798 日本 　奥地龍信／秋月颯太
4位 31813 早稲田 重松駿／吉見有理
5位 31988 日本 　髙島楓真／今西郁文
6位 32024 明治 　服部輝海／松本能周／玉置碧
7位 31978 中央 　黒田研一郎／山口和真／古賀乙葉
8位 31924 慶應 　徳武陽駆／近松拓海
9位 31308 東京 　市毛佑弥／三上瑛司
10位 31385 明海 　 藤森佑太郎／梅崎賢成
11位 31809 慶應 　西村元／林咲希
12位 31473 慶應 　若原晴輝／水上良舞
13位 31584 早稲田 河田大智／中井皓太
14位 31887 日本 　坂本帆嵩／草薙温大
15位 31737 早稲田 向井真太郎／岩﨑龍太
16位 31658 立教 　松井勇人／岡駿佑
17位 31675 慶應 　平井雨響／佐藤優次
18位 31868 中央 　関根巧／井上和奏

　次回の大会は秋季関東学生ヨット選手権大会となります。今年度のシーズンもいよいよ折り返しです。最後まで走り抜けましょう。

※※※※※※※※※※※※※※※※※
バルクヘッドマガジンでは、ヨットレースやセーリングイベントのレポート、大会の開催案内、セーリング情報などを募集しています。みんなで日本のセーリングを盛り上げていきましょう！
バルクヘッドマガジン編集部メールアドレスeditor@bulkhead.jp※※※※※※※※※※※※※※※※※

• ツイート