5月10、11日、「関東学生ヨット春季選手権 女子レース」が開催されました。このレースは全日本女子インカレの予選会を兼ね、成績上位の選手には全日本女子インカレへの出場権が与えられます。（レポート・写真提供／関東学生ヨット連盟）

【1日目】
　朝から、南からの強いうねりがありました。午前中は風向が安定せず、船酔いする人が発生するような海面で1時間程度APが掲げられていました。

　12時頃から軽風が入ってきたためレースが行われました。しかし、風の振れが激しく、スタート直後50度左に振れてノーレースとなる場面もありました。

　風向の安定しない風の中でしたが、3レースが実施されました。3レース目の後半には非常に強い風が入ってきたため、この日のレースは終了となりました。

　うねりの高いコンディションでしたが、女子選手たちはしっかり走っていました。

【2日目】
　前日の強風でうねりが残っていましたが、安定した風が吹き3レース実施できました。天気も良く穏やかな風が続き、風向もほぼ変化はありませんでした。

　女性選手にも優しいコンディションでレースを終えることができ、良かったと思います。

【総括】
　6レースが実施され、1レースのカットが発生しました。470級優勝は早稲田大学の⻘山知央／中川芹香。スナイプ級優勝は東京科学大学の遠藤 優／鈴木晴菜／武田沙季となりました。

　本レースの結果、9月20日～23日で実施される全日本女子インカレに出場する選手が決定しました。

　女子レースを終え、関東インカレ春シリーズの全レガッタが終了しました。この経験を活かし、個人戦、全日本女子、秋インカレなどにつなげていってほしいと思います。

　次回の関東学生ヨット連盟主催のレースは6月21日～22日の個人戦です。今年の個人戦は470級とスナイプ級の同時開催です。今後も引き続き応援のほどよろしくお願いします。

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