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第39回関関同立戦。470は同志社大、スナイプは関大が制す

 5月11日、兵庫県西宮沖で「2025年度第39回関関同立戦」2日目が行われました。本日は6レースを実施し、2日間で計10レース。470級は同志社大、スナイプ級は関大が1位となり、総合優勝は同志社大となりました。(レポート/藤原葉菜 BHM編集部)

関西学院大、関西大、同志社大、立命館大にとって毎年5月の恒例行事となる関関同立戦。大会2日目は6レースおこなわれました

 昨日から行われている「第39回関関同立戦」、2日目のきょうも朝から南西からの風が吹き、6レースを実施しました。

 470級は2日目の5レースを10点台でまとめた同志社大が関学大を突き放し、1位となりました。

 一方、スナイプ級は最終レースまで競り合いが続きます。10レース終了時には関大、関学大がタイ1位、7点差で同志社大が続きます。

 2時間以上にわたる審問の結果、関大が1位となりました。総合成績では同志社大が優勝となり、コロナ禍以降から総合3連覇です。

【同志社大学470級 乗員】
田原瑠華、野中遼太、谷凛太郎、西内颯、後藤すず、出口愛美、今井駿佑、向井蓮乃、関端陽乃

【関大スナイプ級 乗員】
𠮷村歩起、福永晃志、竹田大輝、睦修翔、赤松佑香、植田兼斗、熊倉昇吾

今年初の団体戦となった同志社大。470級では昨日のリードのまま首位に輝きました。「慣れない海面でしたが、レースごとに検証し、次に生かしながら臨むことができたのが競り勝てた要因だと思います。ただ、まだまだ課題ばかりです」(向井蓮乃)。来週は、例年より早い開催となる早稲田大との定期戦「早同戦」に臨みます
2位と2点差で1位を手にした関大スナイプ。近年は同志社大と関学大が優勝争いが続いていましたが、その均衡を破りました。「スナイプ級で関大が勝ったことは聞いたことがなく、すごくうれしいです。きょうも全員でまとまって走れました。チームにとって自信になるとともに1点の重みを感じる経験となりました」(赤松佑香)
今年の関関同立戦は関学大マネージャーの岡野が運営の中心を担いました。「レース運営の大変さを身に染みて感じました。私はレース運営も、ヨットの経験もありません。分からないことだらけでしたが、メンバーと協力して形にできました。ただ、初日の朝は緊張で朝ごはんが食べられなかったです(笑)」
初日の曇天から変わり、日曜日は午前中からお昼にかけて晴れ渡り、大阪・関西万博の会場が見えました
閉会式の頃には雨が降り始め、関学大の艇庫でエール交換が行われました
同志社大の総合3連覇で終幕した関関同立戦。来年は柳が崎ヨットハーバーで行われます
第39回関関同立戦 スナイプ級成績
第39回関関同立戦 470級成績
第39回関関同立戦 総合成績
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