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いざ八丈島へ!オーシャン・スプリング・フェスティバル開幕

 5月2日、愛知県蒲郡ラグナマリーナで「DMG MORIオーシャン・スプリング・フェスティバル」が開幕しました。昼までに出場全艇がマリーナに揃い、艇長会議、安全講習会、前夜祭がおこなわれました。蒲郡〜八丈島〜横浜を走るオーシャン・スプリング・フェスティバルは、5月3日9時55分(予告信号)でスタートします(ショートコースは10時5分予告信号)。予報によれば、海上は三河湾を抜け出した後、20〜30ノットの強風で速いレース展開が期待されます。(BHM編集部)

ラグナマリーナで開幕した第2回オーシャン・スプリング・フェスティバル。スタート前日は艇長会議、安全講習会、前夜祭がおこなわれました
スタート前日、強風と強い雨となった蒲郡。夕方には低気圧が過ぎり強い日差しがあらわれました。明日のスタートは風も弱まり好条件でスタートできそうです
ショートコース(蒲郡〜利島〜横浜)には3艇がエントリー。偶然にも3艇とも2人乗り(ダブルハンド)で、DMG MORI セーリングアカデミーの木谷悠二・澤田皓希はMINI650で出場します
メルボルン大阪カップを完走した〈1122TREKKEE〉(Rogger42。新田 肇/野田宗之佐)も出場。5500マイル走った二週間後に350マイルを走ります(!)。距離感覚が麻痺しそうですね
予報によればスタート時の三河湾は12ノット前後の北西風。太平洋に出て南東に進むにつれて風があがり八丈島周辺では30ノット近くにまであがる予報です。太平洋沿岸を走るショートコースはリーチングのスピード勝負になりそうです
安全講習会では2度目のヴァンデ・グローブを完走した白石康次郎さんが、実体験をもとに話しました。白石さんは本大会に〈SILVA〉(Okazaki40)で出場します
白石さんは自身のトラブルシューティング、船に持ち込む装備の紹介、フランスで学んだ安全講習等について話しました。「日本の海は世界でも有数の難所。安全に走りましょう。特にトイレするときに事故がおこりやすいので要注意です」
参加艇はレース中にマイクロプラスチックを採取します。写真は海水を汲む装置でドローグのようにスタンから装置を流し海水を採取します
夕方からはじまった前夜祭。みなさん、御安航を。横浜ベイサイドマリーナで会いましょう
こちらはTP52で出場する〈Monday Night〉チーム(井上卓郎オーナー)。ニュージーランドから日本へ回航したグランプリレーサーで挑戦します
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