ILCA6は加原、ILCA7は大塚が優勝。2025ILCA東京湾選手権
4月12、13日、千葉県稲毛ヨットハーバーで「2025 ILCA東京湾選手権」が開催されました。今回の大会は、全国各地より計47艇(ILCA7:12艇/ILCA6:35艇)が集まりました。(レポート・写真提供/平尾 英治 東京ベイフリート)

ILCA6ではパリ五輪にチャレンジしていた冨部選手、OP級のワールドチャンピオンであり、ILCA4のワールドチャンピオンとなったタイのWeka Banubanda選手、さらには元ナショナルチームの高橋選手、そして将来有望なユース選手も多数参加いただき、非常にレベルの高い接戦が繰り広げられました。
大会初日は、北東寄りの風で風速7~9m/sのシフティ&ガスティなコンディションとなりました。風向60度を軸に±50度ほどの激しいシフトとともに、左または右の海面から不定期に強いブローが下りてくる難しい海面で4レースが実施されました。
このようなコンディションの中でトップに躍り出たのは、艇団の動きとシフトをうまくつかみながら、しっかりとハイクアウトを心がけたというILCA6の加原選手(江ノ島F)でした。ILCA7は往年の走りが冴えた大塚選手(逗葉F)でした。
大会2日目は朝から小雨が降る中、初日同様に風向100度を軸に±40度ほどシフトする5~7m/sのシフティ&ガスティなコンディションで2レースを実施。手際よく2レースを終えて、優勝したのは、初日のアドバンテージをしっかりと守り抜いたILCA7の大塚選手(逗葉F)、そしてILCA6の加原選手(江ノ島F)でした。おめでとうございます!
今回のレセプションは中華料理店でおこなわれました。選手、運営スタッフ、保護者の方々含めて約50人の皆様にご参加いただき、大いに楽しむことができました。特にハイクアウト大会は最高潮に盛り上がり、なんとミドル世代の佐藤選手(猪苗代湖F)が優勝しました。
来年もILCA東京湾選手権にご参加ください。今回参加できなかった方も来年はぜひお待ちしています。選手の皆様、そして大会運営に携わっていただいた皆様、あらためてありがとうございました。おつかれさまでした!






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