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六甲おろし吹いた!関学大優勝、関西インカレ秋季新人戦

 11月23、24日、兵庫県西宮沖で「2024年関西学生ヨット秋季新人選手権」が開催されました。470級は鶴本優士/井上彩香、スナイプは安東温輝/岡村勇汰と、ともに関西学院大が優勝を飾りました。(レポート/藤原葉菜 BHM編集部)

西宮沖で開催された関西学生ヨット秋季新人選手権。大会2日間、寒い中おつかれさまでした!

 全日本インカレを終え、新体制一発目となる今大会。初日は朝から六甲おろし(北西の風)が吹き沈艇が続出。レース中にも風向きが変わる難しい展開のなか3レースを実施しました。

 2日目は北風、南風、東風がぶつかり合うことで、風向が安定せず。最終予告信号の14時前に470級がスタートを切りましたが、第1上マークを回航したところでノーレースとなりました。初日の成績が最終成績となります。

 470級は風が振れる中で3-3-1位とまとめた鶴本優士/井上彩香(関学大)、スナイプ級は学生ペアの安東温輝/岡村勇汰(関学大)が優勝しました。

 これから冬の練習が始まります。来シーズンに関西の頂点に立つのは誰でしょうか。今から楽しみです!

鶴本優士(3年・スキッパー)「2人でコミュニケーションをしっかり取り、自分の思うレースができました。3レースを通して安定した順位を取れたのが良かったです。今年の目標は学生トップです!」 井上彩香(2年)「昨年も同じペアでしたが、スナイプから転向したばかりで何もできませんでした。その分、今年は成長を感じています。まだまだ先輩の力を借りているので、結果を残せるようにがんばります」
安東温輝(3年・スキッパー)「ボートスピードを意識し、岡村と一緒に考えながらできた部分で成長を感じています。目指すは全日本インカレ優勝。そのために、まずは目の前の冬練習を自分らで下級生にも示せるようがんばっていきます」 岡村勇汰(1年)「2人でボートスピードを落とさないようにコミュニケーションを取ることを大事にしました。うれしいです。これから後輩が入ってくるので、チームのことも率先できるようにがんばります」
大会初日は六甲おろしも吹き、沈する艇が続出しました
この大会は新人戦です。初心者マークを付けている艇を発見しました
2024年関西学生ヨット秋季新人選手権 スナイプ成績
2024年関西学生ヨット秋季新人選手権 470成績
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