雨の猪苗代湖で開催。1レース決着、テーザー級オータムレガッタ
9月21、22日福島県猪苗代湖翁島港マリーナで「テーザー級オータムレガッタ」が開催されました。芦屋、江の島、稲毛からの遠征組含め4艇が参加。台風の影響による悪天候のなか、1レースを行い、優勝は植田・植田組(芦屋)でした。おめでとうございます。今回優勝艇の植田さんのレポートをお届けします。(レポート・写真提供/日本テーザー協会)
◎初日は大雨、強風。2日目に雨のなか1レース実施
9月21、22日、福島県猪苗代湖で「テーザー級オータムレガッタ」が開催されました。今年は「2024猪苗代湖オープンヨットレース」(主催:郡山ヨットクラブ 共催:福島県セーリング連盟、福島ヨットクラブ)に参加する形で、猪苗代湖の翁島港マリーナに、遠くは芦屋から、さらに江の島、稲毛からの遠征組含め4チームが集まりました。(レポート/植田泰平 芦屋フリート)
風光明媚な猪苗代湖でセーリング!と、楽しみに集まった4艇でしたが、台風14号の影響であいにくの荒天となり、レース初日は大雨、強風の影響で残念ながらレースはキャンセルとなりました。
2日目。せっかく猪苗代湖まで来たのだから…、との思いで迎えた朝でしたが、天候は初日と全く同じ雨模様です。風の勢いも衰えず、このまま猪苗代湖に艇を浮かべることなく帰ることになるのでは? とのヨットハーバーに集合しました。
でも、主催の郡山ヨットクラブの判断は、前線通過が予想される11時までに、何とか1レース開催したいので速やかに出艇準備して下さいとの事。
その判断が吉と出るか凶と出るか? 誰もが不安に思いつつも出艇しましたが、幸いにもレース開始時は、そこまで風雨とも強くなく、ソーセージコース2周に短縮されて無事1レース成立できました。
結果は、芦屋から遠征の植田夫妻チームが優勝(兼グランドマスタークラス優勝)、2位が同じく芦屋の石川親子チーム(兼マスタークラス優勝)、3位が江の島の戸室・山本チーム(兼スーパーグランドマスタークラス優勝)となりました。全18艇参加のオープンクラスでも植田チームは2位入賞、石川チームは5位入賞となりました。
今回のレガッタは天候に恵まれませんでしたが、主催の郡山ヨットクラブは、素晴らしいホスピタリティで選手たちをもてなしてくれました。また、表彰式の際には少し晴れ間も見え、本来の猪苗代湖の自然も感じることができたことも奇跡的でした。
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テーザー協会の今年度レガッタも残り2大会となりました。次回は10月26日、27日、芦屋で開催される全日本選手権です。テーザークラスでは、2026年には沖縄での世界選手権開催、2027年には和歌山でのワールドマスターズゲームズ開催と、ビッグイベントが続きます。ただいま全日本エントリー受付中です。皆様、ぜひご参加しください。
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