8月、オンラインで「EGOK」（eセーリング学生王者決定戦）が開催されました。EGOKは2020年から続いているeセーリング個人と団体の学生日本一の座を賭けて競う大会です。（レポート／古川悠航・横浜国立大）

　EGOKには、ヨット部、ウインドサーフィン部所属の大学生なら誰でも参加することができ、賞金総額はなんと76万円で、春と秋の年2回行われます。

　2024年度秋期eセーリング学生王者決定戦・個人の部は8月9日に開催され60人、8月18日の団体の部は16チーム（48人）が参加。個人戦の艇種は、J/70、49er、FAREAST 28R。団体戦はJ/70を使っておこなわれました。

　個人の部は古川悠航（横浜国立大）が優勝、団体の部でも横浜国立大が優勝を飾りました。横浜国立大は三連覇達成です。

◎個人の部 上位成績
1位：FUNe_Yuko（横国大）
2位：daiichi（北海道大）
3位：トッティ&tottexi（横国大）

〇団体の部 上位成績
1位：横国大A（FUNe_Yuko、Oh! どみbinbin、トッティ&tottexi）
2位：北海道A（daiichi、kohei、RX-0 UNICORN）
3位：横国大B（Souma6710、まっす～、Abr-jin-100&）

横浜国立大・古川悠航コメント
「個人、団体戦共に優勝できてうれしいです。今回は過去最大の参加人数で、ゴールド、シルバーフリートに分かれてレースが行われました。
　従来は最大20人までしか同じルームに入れませんでしたが、今回はそれが40人に拡張され、EGOK初の40人ビックフリートのレースでした。
　艇数が多いため序盤のミスの挽回がむずかしく、少しのミスで大きく順位を下げる可能性があるため、レースの最初から最後まで気が抜けない展開でした。EGOKの出場者のレベルは年々上がっていて、今回はそれを改めて実感させるようなレベルの高いフリートでした。
　私たち横浜国立大学ヨット部はリアルセーリングの技術力向上のためにeセーリングを取り入れており、今回のEGOKでは個人、団体戦共に1位と3位に入賞し、54万円もの賞金を獲得することができました。
　次回のEGOKでは、さらに多くの大学からの選手が参加し、さらに大会が盛り上がることを願うと同時に、上位を独占できるように今後も練習に励んでいきたいと思います」

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