琵琶湖の寒さに負けず3レース実施。第40回同志社ウィーク開催
3月23、24日、琵琶湖・滋賀県大津市柳が崎ヨットハーバーで「第40回同志社ウィーク」が開催されました。大会2日間、雨で低気温という極寒のコンディションで3レースおこわれました。(レポート/大石駿水 同志社ウィークレース副委員長)
今大会は470級では中川大河さん、スナイプ級では白石潤一郎さん、笹井正和さんの3名を招待選手として参加していただきました。
大会初日は朝から北風が入り、定刻通り予告信号を発しましたが、両クラスともゼネラルリコールを繰り返しているうちに風がなくなり、1時間ほど海上待機となってしまいました。
その後、不安定ながらも微かな風の中で1レースを実施し、その後も粘りましたが、結局無風になってしまったため、この日のレースは終了しました。
大会2日目は朝の長い風待ちから始まりましたが、11時過ぎから安定した北風が3〜7ノットで入り、即出艇しました。
しかしこの日もスタートではゼネラルリコールを繰り返します。ライン形成が最初から高く、ポジション争いをしているうちにラインとの距離を忘れ、飛び出てしまう艇が多く見受けられました。
さいわい風が安定し続けてくれたことで、タイムリミットが迫る中2レース実施することができ、良かったと思います。
大会を通して、先にも述べたようにほとんどのレースでリコール艇が多く出ました。ビックフリートのスタートの難しさを経験できたと思います。
また初日ではレース中に風が落ち、両クラス大量DNFも発生しました。船を止めない意識がトップ集団との違いなのではないかなと思います。
毎年恒例である、招待選手の講習会も初日の夜に開催し、積極的に質問する選手が多く盛り上がりました。
来年の同志社ウィークも3月に開催される予定です。みなさまのご参加をお待ちしています。