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世界のトップチームが出場!第6回関東470フリートレース

 11月11、12日、江の島で「第6回関東470フリートレース」が開催されました。このレースは、パリ五輪を目指す日本470チームの依頼により開催決定。44艇が集まっておこなわれました。(レポート・写真/関東470協会)

パリ五輪を目指す日本チーム、スウェーデンチームも参加して開催された関東470フリートレース

 大学生は新旧代交代し、来年のインカレを目標に向かって始動したばかりだと思います。2024年全日本インカレが江の島で11月に開催されるので、この時期の風を経験するにはいい機会となりました。

 また、日本チームからは、磯崎哲也/関 友里恵、吉田 愛/吉田雄悟、高山大智/盛田冬華、岡田奎樹/吉岡美帆、海外からはスウェーデンのAnton Dahlberg / Lovisa KARLSSON (2023年度ヨーロッパ選手権優勝。アントンは東京オリンピック銀メダリスト)の参加がありました。

 大会2日間は、先週までの暑さが嘘のような冬らしい天候となりました。

 風が左右に振れ、波もチョッピーな難しいコンディションで、学生の皆さんや社会人チームは、今大会を通して技術やブローの使い方等を学ぶ良い機会になったのではないでしょうか。

 ブローが降りてくるのを待つのではなく自らブローをつかむように展開をしつつ、振れタックでつなぐように走り、ダウンウインドレグも片寄ったコースよりも風の振れに合わせたコース取りをした集団が上位に入りました。

 日本チームはやはり、強風での動作や艇の安定感、マーク回航動作は素晴らしかったです。

 学生チームを見ていると、ブローをみていなく沈をしたり、スピネーカーが最後まで上がっていない、フィニッシュライン到達前にスピンポールを外してしまい順位が後退してしまうなど、もったいないと感じる点が多々ありました。

 上位には日本チーム、スウェーデンチームが独占することとなりましたが、レース毎で見ていくと学生が上位に食い込みフィニッシュしていることもあり、これからの成長が楽しみです。

 学生は新チームでこれからの目標と方向性を確立して、練習にはげんでください。

 関東470フリートの今後の大会日程は、
2024年
2月17日(土)〜18日(日)第1回関東470協会フリートレース
3月9日(土)〜10日(日)第2回関東470協会フリートレース
8月21日(水)~25日(日)全日本470選手権

 8月には江の島で全日本470が開催されます。また、全日本インカレも江の島開催です。2024年もたくさんのレースを予定しています。年内にはスケジュールを発表する予定なのでお楽しみに。

 今大会で2023年全ての関東470協会主催レースが終わりました。参加選手のみなさま、今年もご協力いただき大変ありがとうございました。来年もみなさまの活躍を一生懸命フォローしていきますのでよろしくお願いいたします。

2023年 第6回関東470フリートレース成績
CATEGORY:  COLLEGEINSHORENEWSOLYMPIC