2026年関東470シーズンイン。第1回フリートレース成績
2026年シーズンの幕開けを飾る「第1回関東470協会フリートレース」が、3月14日、15日の2日間にわたって開催されました。(レポート・写真/関東470協会)

早春の冷たい風の中にも暖かな日差しが差し込むコンディション下、シーズン初戦ながら66艇ものエントリーを集めました。関東水域のみならず、東北学院大学といった遠方からの参戦もあり、春インカレ、そしてその先のビッグレースを見据えた熱気あふれるフリートとなりました。
2026年は江の島で、5月の江の島ウィーク、8月の470級世界選手権といった大きな国際大会が控えています。
一方で、これら主要大会やアジア大会等の過密な日程を考慮し、2026年の全日本470級選手権は開催が見送られるという異例の年となります。各チームにとって、今大会のようなフリートレースでの実戦経験が、例年以上に重要となるでしょう。
【DAY 1】 3月14日 風向70〜80度 風速 18〜22ノット
岸風の影響による大きなシフトと強弱が激しいハードなコンディションとなりました。シーズン初戦であり、参加選手のスキルレベルの幅も考慮し、安全を最優先に午後1時にノーレースを決定。翌日のコンディションに期待をつなぐ形となりました。
【DAY 2】 3月15日
前日の荒天から一転、微風〜中風の中でのタクティクスが問われる1日となりました。
第1レース:9時40分にスタート(風向50度、0.65マイル)。当初7〜8ノットあった風は徐々に落ち、風向も20〜70度の間で不安定に。
ブローの強弱に合わせたVMG(実質進出速度)の最大化と、フレへの対応が極めて難しい展開となりました。ランニングでは風の変化をつかんだ艇が先行し、2上では風がさらに弱まり、上位と下位の差が拡大。トップフィニッシュ後15分のタイムリミットに間に合わない艇も多く見られました。
第2・第3レース:風向が東寄りに安定せず、一度は中止を挟んだものの、南への振れを見極めて12時10分に第2レースを開始。その後、風向210度で安定したところで、第3レースを実施しました。
今大会では「誰かが圧倒的に速い」という状況ではなく、多くの選手が手探りでシーズンをスタートさせた印象です。
選手の皆さんは、実戦形式のトレーニングを通じて見えた課題を持ち帰り、セーリングの基本を大切にしながら、さらなるスキルアップに励んでください。春のインカレ、江の島での世界選手権、そして秋のインカレに向けた皆さんの成長を期待しています。
