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オリンピック出場という夢に向けてパラオへILCA8艇を寄贈

 2024年7月、バルクヘッドマガジンでは、ILCA(艇)の寄付を募りました。これは、パラオ共和国が国の事業として掲げる「将来、セーリング競技でオリンピックへ出場する」という大きな目標を応援する取り組みです。その夢に向けた大きな一歩が実現しました。寄贈いただいたILCA8艇の整備が終わり、無事パラオへ届けることができました。(BHM編集部)

日本からパラオ共和国へ8艇のILCAが寄贈されました。パラオではOPによるジュニアセーリングが始まり、さらに将来オリンピックへ出場するという大きな目標を掲げています

 パラオではこれまで、セーリング競技やヨットレースの文化はほとんどありませんでした。現在は、日本の海外青年協力隊として派遣された日本人コーチが現地でセーリング指導を行っています。

 そのコーチを務めているのが、バルクヘッドマガジンでも連載を担当している神谷仁さん(26歳)です。現在パラオに在住し、現地の子供たちにセーリングを教えています。

 パラオの挑戦を応援している日本パラオ青少年セーリングクラブ代表理事・事務局長をつとめる新田 肇さんからコメントが届きました。

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 パラオ共和国の子供たちにILCAを8艇寄贈しました。

 今まではOPディンギーの寄贈しましたが、2032年のブリスベンオリンピックに途上国枠を利用して出場したいという希望を受け、そしてその希望が彼ら自らが発した希望であることから、私たちとしてもできる限りの協力をすることにしました。

 しかし、並大抵のことではありません。私たちだけではできることが限られてしまいます。今回も国内のさまざまな関係者の方々の協力のもとで、寄贈が現実のものとなっています。

 ILCAは、私たちが各地を回り使用しなくなった艇をオーナーから譲り受けたり、私たちの大先輩から「もう自分では乗らない」と言って最新のILCAを頂いたりして、貝道さんと横浜ベイサイドマリーナで整備を繰り返し、やっと子供たちに使用してもらえる状態にしました。

 2032年まであと6年ですがあっという間でしょう。彼らのがんばる姿を見続けたいと思っています。(新田 肇)
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