DMG MORIが新たな世界挑戦へ。IMOCA新艇進水、オーシャンレース初参戦
2月17日、白石康次郎率いるDMG MORI セーリングチームは、2026年以降の挑戦を発表しました。現在チームではIMOCA新艇〈DMG MORI Global One II 〉を建造中で、初夏に進水が予定されています。9月にはニューヨークから大西洋を横断する「オーシャンレース・アトランティック」に出場。2027年1月から始まる世界一周「オーシャンレース」に初参戦します。さらに2028年11月には、単独無寄港無補給世界一周「ヴァンデ・グローブ」へ出場します。(BHM編集部)

◎新艇〈DMG MORI Global One II 〉がついに進水
ギヨーム・ヴェルディエ設計、マルチプラスト社と共同開発している〈DMG MORI Global One II 〉は2026年初夏に進水予定。7月に命名式が行われます。
◎オーシャンレースに初参戦。トップセーラーが合流
2027年1月にスペイン・アリカンテをスタートするオーシャンレースに初めて出場します。フルクルーで挑むこの世界一周レースに、ヴァンデ・グローブに4回出場経験のあるサマンサ・デイビス、前回ヴァンデ6位のニコラス・ルンヴェンがチームに加入。また、〈DMG MORI Global One II 〉のシェイクダウンを兼ねて、オーシャンレースの前哨戦となる大西洋横断レース、オーシャンレース・アトランティック(2026年9月。ニューヨーク)に出場します。
サマンサ・デイビス(SAMANTHA DAVIES)
イギリス・ポーツマス出身。ケンブリッジ大学で工学を学び、1998年にジュール・ヴェルヌ・トロフィーの挑戦で外洋の世界へ。ミニ6.50、フィガロで経験を重ね、2008年ヴァンデ・グローブ4位。以後、同大会4回、オーシャンレース2回出場。ボルボ・オーシャンレースでは女性チーム〈SCA〉のスキッパーを務めた。
ニコラ・ルンヴェン(NICOLAS LUNVEN)
フランス出身。ソリティア・デュ・フィガロで2009年、2017年に優勝。気象解析と戦略に定評がある。世界一周レースにも複数回出場し、2024年ヴァンデ・グローブでは〈Holcim-PRB〉で6位入賞を果たした。
◎日本人アカデミー生2名が2027年大西洋横断に挑戦
これまで三瓶笙暉古、ロール・ギャレー(2023年)、國米 創、アレクサンドル・ドゥマンジュ(2025年)のDMG MORI セーリングアカデミー生が挑戦してきた大西洋横断ミニトランザット。次回2027年大会には、澤田皓希(26歳)、遠藤功大(22歳)が挑戦します。※バルクヘッドマガジンでは、2名によるリレー連載が始まります。お楽しみに!
◎DMG MORI セーリングチームのスケジュール
2026年
5月〜6月 新艇IMOCA〈DMG MORI Global One II 〉進水
6月〜7月 トレーニング
9月1日 オーシャンレース・アトランティック・スタート
9月〜12月 世界一周オーシャンレース準備
2027年
1月17日 オーシャンレース第1レグスタート(アリカンテ〜オークランド)
9月 ミニトランザット・スタート
2028年
11月12日 ヴァンデ・グローブ・スタート