また海で会おう!セーリングキャンプ in 座間味リーダーレポート
2025年末に開催された「セーリングキャンプ in 座間味」では、全国から集まった小・中学生の参加者を、高・大学生がサポートしました。リーダーと呼ばれる彼らは、子供たちと一緒に海遊びするこのイベントには欠かせない存在です。今回、リーダーを務めた伊藤誠敏さん(下写真左)からレポートが届きました。(BHM編集部)

セーリングキャンプ in 座間味のウミガメチームリーダーとして参加した大学4年生の伊藤誠敏(まさとし)です。現在は稲毛と江の島を拠点に470スキッパーをしています。(レポート/伊藤誠敏 千葉大医学部・4年)
今回が2回目の参加となる僕ですが、継続して参加したからこそ見えてきた、このキャンプならではの魅力についてご紹介します。
【その1 子どもも大人も、全力で海を楽しむ!】
セーリングキャンプ in 座間味では、小1から中3までの子どもたちが6チームに分かれ、全体としては親御さんたちも含めた幅広い世代が参加します。その中で子ども、大人に関わらず全員が本気で海を楽しんでいる姿がとても印象的です。
ヨット未経験の子も参加してくれています。「セーリング」キャンプと銘打っていますが、ヨットの練習をしに行くわけではありません。ヨットに乗りながら、海を全力で楽しみ尽くすことが目的なのです。
OPの他にも、SUP、シーカヤック、サバニ(沖縄の伝統的な木造船)やシュノーケリングなど、たくさんの体験を通じて、座間味の豊かな自然を堪能することができます。子どもたちは常に目を輝かせながら、自然と一体となって遊んでいました。
── こんなにすばらしい自然を守り続けたい ──
子どもたちが、そう考えるのは自然なことです。無人島でのビーチクリーンでは、なぜ人が住んでいないのにごみがあるのか、子どもたちが真剣に考える表情が印象的でした。この美しい海を遊び場にしているからこそ、守りたいと思う気持ちが自然に芽生える、そんな生きた教育がここにはあります。




【その2 ひろがるコミュニティ】
ヨットというスポーツの人口がまだまだ少ないのは、皆さん感じているところではないでしょうか。大学からヨットを始めた僕も、ボート部と間違えられることがしばしばあります(笑)
一方で競技人口の少なさゆえ、ひとたびヨットに乗ったことがあるとわかると一気に仲良くなれる、そんな経験もあるのではないでしょうか。これは、他のスポーツではなかなかないことです。
子どもたちは関東、東北、関西など全国から、このキャンプの間だけ集まります。しかし1時間もすれば、みな打ち解け、走り回って遊び始めるのです。キャンプが終わっても、横のつながりはずっと続いてゆきます。
さらに今回、白石康次郎さん(世界一周セーラー)に目の前でお話を伺ったり、レジェンドセーラーの吉田愛さん(五輪セーラー)にお母さんとしてご参加いただいたりと、たくさんの貴重な経験もできました。トップセーラーと子どもたちが同じ浜辺で笑い合える距離感も、このキャンプならではの魅力です。



【その3 学生リーダーたちが作り上げる一体感】
このキャンプの運営は、大学生と高校生の学生リーダーたちに大きく委ねられています。数カ月前からオンライン会議を重ねてきましたが、いざ現場に出ると、天候や状況に応じた臨機応変な判断の連続でした。
そんな中、リーダーたちの自立した動きには驚かされました。細かな指示がなくとも、全員が「今、何をすべきか」を考え、互いにサポートし合う姿には、昨年からの成長と頼もしさを感じ、胸が熱くなりました。
最後に、このキャンプはたくさんの方々の応援のおかげで成功させることができました。保護者の皆さん、現地のスタッフの方々、漁協の皆さん、感謝の気持ちでいっぱいです。
キャンプが終わってそれぞれ全国の海に戻っても、みんながいる海はつながっています。このキャンプで得た感動と、海を楽しむ気持ちを忘れず、成長した皆さんにまた会える日を心待ちにしています!

- セーリングキャンプ in 座間味(公式)https://sites.google.com/view/sailingcamp-zamami/
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