いよいよ、西宮に勝負の秋が訪れる。関西インカレ団体戦初日
10月3日、兵庫県西宮沖で「2025年度関西学生ヨット選手権」が始まりました。本大会の上位チームは、江の島で開催される全日本インカレ団体戦へ、470級、スナイプ級ともに4校が駒を進めることができます。迎えた初日は、2レースを実施しました。(レポート/藤原葉菜 BHM編集部)

全日本インカレへの切符をつかむための重要な大会となる関西インカレ団体戦が幕を開けました。ハーバーには普段通り笑顔の選手もいれば、やや緊張した面持ちの選手もいます。今大会の470級は6チーム、スナイプ級は7チームがエントリーし、江の島へ行く4枠を争います。
初日は、朝9時の開会式の時点で風はありませんでしたが、定刻通り9時45分に海へ。南風が吹く季節も終わり、本日は北東の風で5〜6ノットの中、2レースを行いました。
470級は、関西水域で今年度、団体戦無敗の関西学院大が、3艇全てをシングルでまとめ首位に。続く神戸大、関西大が57点タイ、その後ろに2点差で大阪公立大が続きました。
スナイプ級は、マークを回航するごとに順位が変動する大混戦に。昨年覇者の関西大が首位に立ちますが、1位から4位の点差はわずか16点です。
また、両クラスともに4位と5位は11点差。残るレース数は8と、勝負の行方はまだまだ分かりません。2日目の明日は雨、風は今日より強まることが予想されます。関西インカレは10月5日まで開催されます。









