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五ヶ所湾から江の島まで183マイルを走る「第66回パールレース」開幕

 7月24日、三重県度会郡南伊勢町のWest Cove 伊勢志摩マリーナで「第66回パールレース」が開幕しました。今年はIRCクラスに38艇、ダブルハンドクラスに3艇がエントリー。また、オープン参加としてフランスから日本へやってきた白石康次郎さんの〈DMG MORI Global One〉(IMOCA60)が出場します。(BHM編集部)

 パールレースは歴史ある外洋ヨットレースで、毎年7月の終わりに開催される夏の風物詩です。このレースで初めて外洋レースを経験したというセーラーは多いことでしょう。コースは三重県五ヶ所湾をスタートして伊豆諸島・利島をまわり、江の島まで183マイルを走ります。スタートは25日10時55分予告信号です。さて、今年のパールレースはどんなドラマが生まれるでしょうか?

南伊勢町町民文化会館でおこなわれた艇長会議、安全セミナー。参加者はベテランセーラーばかりと思いきや、学連を卒業したばかりの若手セーラーの顔も見られました
スタートの拠点となるのは五ヶ所湾の奥に位置するWest Cove 伊勢志摩マリーナです。パールレースはバルクヘッドマガジン編集長にとっても思い出深いレースで、1990年代の鳥羽パールレース時代から何度も出場しています。この場所に来ると「夏が始まったんだ」と実感します
オープン参加で出場する白石康次郎さん〈DMG MORI Global One〉。「ぼくたちはIRCのレーティングを取れず、みなさんとレースできないのは残念ですが、みんなで楽しみましょう!」(白石)。今回はチームメイトのフランス人セーラーも来日してセーリングします
第66回パールレース・エントリーリスト(クラス分け)
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