【パラオ】ジュニアにあたらしい仲間がやってきた!
パラオ共和国でセーリング活動するパラオセーリング連盟(PSA)。まだ、始まったばかりのあたらしいセーリング団体ですが、青年海外協力隊として子供たちにセーリングを教える仙田悠人さんを中心に手探りで活動しています。このPSAにあたらしいメンバーがやってきました。(BHM編集部)

◎パラオジュニアに7名が加わりました
5月、セーリング部に新しい仲間が加わりました! これから始まるセーリングライフが、実り多く、素晴らしいものになるようサポートしていきます。 (レポート・写真提供/仙田悠人)
入会してから、改めて子供たちのパワフルさとセーリング初期の指導の大変さを感じました。まっすぐ帆走できるまで勝手に船が動いてしまうと思い込んでしまうようです。そして風が強いと怖くなってしまいます。
初期は特に楽しい練習の思い出を作ってあげたいものですが、時には涙が出てしまうことも…。個人的な感想ですが、日本の子供たちよりも、パラオの子どもたちは喜怒哀楽の感情をしっかり表現しているような気がしています。
入会して1〜2カ月たった今では、あの時の涙はなんだったんだろう? 子どもたちは輝く笑顔でセーリングを楽しんでくれているようです(ホッとしています) 。
初心者の子供たちが練習中よく聞いてくるのは、「どこに向かっているのか」ということ。マークにクローズで向かうということが、陸で頭で理解していても海では分からなくなってしまうようです。
そこで、着岸先が多い多島海というパラオの特長を生かして、「今から〇〇島に行こう!」と、近くにある風上の島を目標にクローズの練習をしています。
セーリング練習したり、上陸して記念撮影したり、子供たちは満足してくれているように思います。パラオでできる楽しい練習になっていることを願います。

◎絶景の島でセーリングカヌーの手伝いをしました
Ebiil Camp(日本でいう青少年自然の家的な?)で伝統的なセーリングカヌーの普及をお手伝いしてきました。パラオの子供たちを乗せ、ツアーでは行けない絶景の島でのセーリング活動でした。
まるで天国と見間違うほどの綺麗なビーチでした(言葉では表現し尽くしかねるので、写真で確認してください)。
偶然パラオに来てくださった明治大ヨット部OBの三上さんに操船を補助していただき、15人ほどの子供たちを乗せました。また、PSAに対し明治大学ヨット部よりメインシートを寄付していただきました。ありがとうございました!

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