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関西4大学、春の定期戦「第39回関関同立戦」が西宮で開幕!

 5月10日、兵庫県西宮沖で「2025年度第39回関関同立戦」が開幕しました。本日は4レースを実施しています。(レポート/藤原葉菜 BHM編集部)

今年も関関同立戦が始まりました。新型コロナウイルスによる中止も挟むと、40年以上行われています

 2日間にわたって開催される「第39回関関同立戦」が西宮を舞台にスタートしました。毎年4校で運営を持ち回り、新西宮ヨットハーバーと柳が崎ヨットハーバーを交互で開催されています。今年は関学大が主催のため、西宮沖で行われています。

 初日の午前中は予報通り南西からの風が吹き上がるなかで2レースを実施。雨も降り始めた2レース目は強風にあおられ、沈艇も続出しました。

 470級の3レース目がスタートするも、風はさらに強くなりハーバーバック。その後、約2時間の風待ちを経て再び出艇しました。午後は晴れ間も見え、今度は穏やかな風が吹くなかで2レースを実施しました。

 初日は470級は同志社大、スナイプ級は関学大、総合成績は関学大が首位となっています。現在、連覇の同志社大が逆転か、または他の3大学が優勝を飾るか。明日は最大7レースを実施する予定です。

2レース目、4レース目で3艇が上位でまとめた同志社大の470級(田原瑠華、野中遼太、谷凛太郎、西内颯、今井駿佑、出口愛美、関端陽乃)。きょうは1レース毎に団体戦首位が関学大と入れ替わりました
関関同立戦では赤が映える立命館大。琵琶湖と違う強風時の波に苦戦を強いられましたが、まとまって上位を走る場面も出てきました。「他の大学には『団結力』で負けません」(中村光)
チームでまとまった走りが目立った関大のスナイプ級(赤松佑香、熊倉昇吾、竹田大輝、睦修翔、𠮷村歩起、福永晃志)。「初心者が多い関大ですが、他の3大学と互角に戦えていると思います。あすもがんばります」(河野大陸)
関学は先週と変わり、三日月のビブスを着用。定期戦や団体戦は歴代の先輩たちが着用してきたビブスで臨みます
関大はミーティングの時に話している人に旗を向けます。話す人と向き合うという意味があるそうです。話す人が変わると、方位磁針のように旗を持った彼の方向が変わります
関関同立戦の優勝校が持ち帰る舵輪。小さい舵輪は関関同立戦と同時開催の同志社大と関学大の定期戦、同関戦のものです。昨年はどちらも同志社大が持ち帰りました
朝まで降っていた雨の影響か、今朝の大阪方面にはもやが広がっていました
午後は日差しが見え、六甲山が雲から顔を出しました
第39回関関同立戦 スナイプ級 初日成績
第39回関関同立戦 470級 初日成績
第39回関関同立戦 初日総合成績
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