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オーシャンスプリング・ショートコースは〈KLC HORIZON 9〉邨瀬・井口組が優勝!

 5月4日、安定した南西の強風が吹き、ハイスピードで展開している「オーシャン・スプリング・フェスティバル」。蒲郡〜利島〜横浜まで約200マイルを走るショートコースは、東京湾に入っても風は落ちることなく続々とフィニッシュ。ファーストホームは〈KLC HORIZON 9〉が15時6分7秒/1日4時間56分7秒でフィニッシュ。後続の〈DMG MORI GLOBAL ONE MINI 867〉〈BUDDY〉をおさえ優勝を飾りました。(BHM編集部)

「この船では初の外洋レース出場です。最高スピードは16ノットぐらい。ブローチングすることなく安全に走ることができました。クルー(井口七海さん)は外洋レースはじめてでしたが、一睡もしないでがんばってくれました」(KLC HORIZON 9 邨瀬愛彦艇長)。邨瀬・井口組は今年9月にイギリスで開催される「ダブルハンド世界選手権」を目標にトレーニングを積んでいます

 八丈島コース(蒲郡〜八丈島〜横浜)も南西の強風が落ちることなく、〈MONDAY NIGHT〉が日没間際の18時6分37秒にフィニッシュ。後続艇は深夜から5日にかけて続々とフィニッシュする予定です。

東京湾に入り横須賀沖の灯台を横切る〈DMG MORI GLOBAL ONE MINI 867〉
フィニッシュラインへ向かう〈KLC HORIZON 9〉SUN FAST30OD(ラグナマリーナ)。観音崎を越えてからフィニッシュまで南西17ノット前後の風が吹いていました
フィニッシュ地の横浜ベイサイドマリーナ。アウトレットモールが併設する日本一規模の大きなマリーナです
さん橋では1艇ずつフォグホーンで出迎え、シャンパンファイトで完走を祝福、アウトレットモールにも聞こえるマイクインタビューなどもおこなわれています。写真は最年少ダブルハンドの〈DMG MORI GLOBAL ONE MINI 867〉の澤田皓希/木谷悠二
〈BUDDY〉西垣健作/杉浦博之は3番手でフィニッシュ。「アップウインドの三河湾は船の性能から先行できました。ダウンウインドになるとやはり負けてしまいます。ブローチングもしたり、スピンも破いてしまいました」(西垣艇長)
八丈島コースのファーストホームは〈MONDAY NIGHT〉TP52(津ヨットハーバー)。18時6分37秒にフィニッシュしました
〈MONDAY NIGHT〉チーム。「スタートはジブのトラブルがあったけれど問題なし。最高25ノットで爆走しました」(井上卓郎艇長)
オーシャン・スプリング・フェスティバル ショート成績
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