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暖かな日差しの中、春の団体戦「関西学生春季インカレ」スタート!

 5月3日、兵庫県西宮沖で「2025年度関西学生春季選手権」1日目が行われました。(レポート/藤原葉菜 BHM編集部)

西宮で開幕した「2025年度関西学生春季選手権」。470級は4位の関大と5位の近畿大の得点差はわずか1点。あすのレースからも目が離せません

 今大会は新年度が始まり、初の団体戦です。関西水域の大学に加え、中国水域から広島大、岡山大も参加。計10大学が集まりました。470級、スナイプ級ともに全18チーム、計46艇が参加しています。

 初日のきょうはゴールデンウイークらしい暖かな日差しに恵まれました。朝から南西からの5ktの風が吹き、レースが始まりました。日中にかけ小刻みに風が振れる中、470級、スナイプ級ともに計3レースを実施。470級は関学大C、スナイプ級は関学大Bが暫定首位となっています。

 明日5月4日は最大4レースを実施する予定です。

天気に恵まれ、青空が広がった初日。六甲山がセーラーたちを見下ろしていました
スナイプ級は昨年、関西インカレ3位の大阪公立大が15点差で関西覇者の関大の背中を追いかけます
広島大学は全7艇で参加。470級は暫定3位です。「関西水域の大学と自分たちの実力の差を測る目的で参加しています。初心者ばかりのチームなので、冬の間は台形のコースを回るレースを想定した練習もしてきました。今大会の目標は個人では優勝、チームではこの春季インカレから今年の集大成を出し切り、今後の大会で実力をアップデートしていきたいです。今年の2〜4年生は21名に対し、新入生は20人ほど入りそうです。試乗会と一緒に行ったバーベキュー効果か、うまくいきすぎています(笑)」(鵜木勇輔)
岡山大学は470級、スナイプ級とも3艇ずつの出場です。「この時期、地元は風が振れるシーズンのため、ゴールデンウイークは遠征を計画し、西宮にやってきました。今回の大会は40艇以上が出場する大きなレースです。関西の大学を相手に、自分たちのレース経験を積む意味でも参加を決めました。今大会は、関西の大学を相手にかましていきたいです。新入生は16名ほど入りました。広報に力を入れているのが、入部につながっていると思います」(中尾剛)
2026年の全日本インカレの舞台は新西宮ヨットハーバーです。全日本インカレを見据えながら、レース運営に臨んでいます
2025年度関西学生春季選手権 470初日成績
2025年度関西学生春季選手権 スナイプ初日成績

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