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快晴の蒲郡で軽風4レース実施。ナショナルチーム最終選考3日目

 2月23日、蒲郡で開催されている「JODAナショナルチーム最終選考会」。前日の雨雲は過ぎ去り青空が広がった選考3日目は、スタート時間を30分早めて開始しました。コンディションはフラット海面で12ノット前後。これまでの進行の遅れを取り戻すべく、昼休憩なしで4レースおこなわれました。(BHM編集部)

ナショナルチーム選考3日目は軽風で4レース実施。フルハイクまで至らないライトウインドの戦いとなりました

 前日の強風から一転して軽風戦となり、風の振れを上手くとらえた選手が上位にあがってきました。選考3日目までに8レースを終えてトップに出たのは2023年度全日本優勝の藤田翔伊(兵庫・中2)。また松永虎汰郎(中央区・中1)は8-2-4-2位で前日10位から一気に2位へ。2024年度全日本優勝の後藤晴人(中央区・中2)は2-6-1-7位で7位にジャンプアップしました。

 本選考では19名からなるナショナルチームを選抜します。成績上位の5名が世界選手権、4名がヨーロッパ選手権、10名がアジア・オセアニア選手権の出場権利が与えられます。ナショナルチームメンバーは合同強化合宿などを経て国際大会へ挑みます。

 明日24日は選考最終日です。40名の少数精鋭のヨットレースだけに得点差は非常に近く、また最終日に2レース以上おこなわれた場合は2つのカットレースが入るため、レース数によって順位が大きく変わる可能性があります。

◎2025年JODA ナショナルチーム最終選考 上位成績 3日目8R終了時
1 藤田翔伊(B&G兵庫・中2)28p
2 松永虎汰郎(中央区・中1)43p
3 長堀 滉(中央区・中2)50p
4 源関 新(湘南・中2)55p
5 堀野 葵(B&G兵庫・中1)57p
6 須永言葉(湘南・中2)58p …… 女子1位
7 後藤晴人(中央区・中2)61p
8 樋口颯希(湘南・中1)61p
9 加原賢人(江の島・中1)79p
10 檜垣 俊忠(B&G兵庫・中2)88p

3日目に首位に出た藤田翔伊。小学2年よりセーリングをはじめ、兄の蒼士同様、潜在能力の高さを見せています
10位から2位へ急上昇した松永虎汰郎。昨年の選考は11位でアジア・オセアニア選手権の代表でした
初日3位、2日目1位、そして3日目は3位。3位以内をゆずらない実力を見せる長堀 滉
2025年JODA ナショナルチーム最終選考 3日目成績
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