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東京から沖縄座間味島に向けてオプティミスト3艇をおくりました

 今年12月に沖縄・座間味島で開催される「セーリングキャンプ in 座間味」の準備が進められています。今年はいろいろとビッグニュースがあるのです。 (BHM編集部)

逗子開成から3艇のOPをゆずっていただきました。写真は内田先生、ヨット部のみなさんです。大切に使います!

 そのひとつは、セーリングキャンプにOPが増えること。逗子開成中学・高校(神奈川県逗子市)から生徒のみんなが作った手作りOPをゆずってもらったのです。逗子開成のみなさん、ありがとうございます。

 セーリングキャンプの期間中は、座間味ジュニア、座間味村が所有するOPをお借りして使っています。老朽化している船もあり、また、数が少ないので参加者が交代でセーリングしています。

 もう少し乗れる船があった方がいいというのが本音でした。そこで逗子開成の使わなくなった木製OPがあると聞き、ゆずってもらった次第です。船はしっかり作ってあって、さすがです。FRPよりも頑丈っぽい。

 先日、OP3艇とラダー、ダガーボードを船積みして沖縄に送るため東京若洲へ行ってきました。無事に届くといいなぁ。

東京〜沖縄行きのコンテナにOP3艇を積み込んできました。運搬中、壊れませんように。写真はセーリングキャンプ in 座間味スタッフの大村さん、服部さん、編集長です

 今年のセーリングキャンプ は12月26〜29日に沖縄座間味島で開催されます。子供たちにセーリングやマリンスポーツをしながら海のたのしさ、海や自然の大切さを伝えるイベントとして今年7回目を迎えます。これまで累計261名が参加してくれました。

 バルクヘッドマガジンも第1回から応援させていただいています。編集部がこのイベントを応援する背景には、日本のジュニアセーラーが少なくなっているという現状があります。

◎日本オプティミストディンギー協会の会員推移(資料提供:荒川渡さん)
1987年 323名
1990年 582名
1991年 719名
1992年 728名
1993年 751名
1994年 709名
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2018年 347名
2023年 300名弱

 この状況を急に変えることは難しいかもしれません。でも、たのしいイベントを作ることで、海を好きになる子どもたちが増えていったらいいなぁ、という単純な気持ちでバルクヘッドマガジンは協力させていただいています。

 セーリングキャンプ実行委員会は十分な資金があるわけではないので、みんなで知恵を出しあって作っています。できることからコツコツと。。。

◎セーリングキャンプ in 座間味スポンサー募集
 セーリングキャンプではイベントの企画意図に共感してくださる方、賛同者、スポンサーを募集しています。海が好きになる子どもたち、そして日本のセーリングを担っていくかもしれない未来のセーラーを応援していただけたらうれしいです。ご興味のある方は、バルクヘッドマガジン編集部までご連絡ください。

バルクヘッドマガジン編集部editor@bulkhead.jp

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