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池田/本多が優勝!東北初開催、宮城閖上420全日本選手権2024

 10月11日から14日まで「全日本420級セーリング選手権」が宮城県閖上(ゆりあげ)で行われました。(レポート・写真提供/全日本420選手権大会閖上実行委員会)

宮城県閖上で開催された全日本420選手権。閖上沖特有の大きなうねりが入るコンディションでおこなわれました

 今年の420全日本は東北では初の開催で、例年より早い開催時期になりました。佐賀国スポ直後でしたが、全国から61艇が参加。閖上らしい太平洋の大きなうねりの入る海面で風待ちもありましたが、5~7ノットの風で3日間6レースが行われました。

 本大会は2025年国際420級アジア&オセアニア選手権、ジュニアヨーロッパ選手権の選考を兼ねています。

 総合優勝は池田/本多組(霞ヶ浦セーリングチーム)。2位森山/林組(鳥取県セーリング連盟)、3位吉田/小林組(ピアソンマリンジャパン)となりました。池田/本多組にはU19の最上位で松田菊雄杯が授与されました。

 また、女子優勝は総合2位の森山/林組(鳥取県セーリング連盟)。U17優勝は総合4位の岡田/渡邉組(津工業高校ヨット部)。森山/林組、岡田/渡邉組は共に昨年に続き2連覇です。

 最終日はパリオリンピックのシルバーメダリスト、岡田/吉岡組が来訪されました。出場した選手たちはメダルに触れ、お二人と記念撮影を行ったり、質問をしたりと楽しい時間を過ごしました。直接メダルを見た選手たちは、目を輝かせながら次の目標へと向かっているようでした。

高校生を中心に全国から61艇が参加しました。420全日本が東北で開催されるのは初めてです
JSAFが国内ヨットレースに提供するロボットブイ(マークセットボット)が使われました
レース期間中は帰着後の選手に仙台名物の食べ物が振舞われました
420全日本入賞チーム。1位池田/本多組、2位森山/林組、3位吉田/小林組
表彰式ではパリ五輪銀メダリストの岡田奎樹、吉岡美帆両選手がプレゼンテーターをつとめました
環境への配慮として、脱プラスチック、ゴミの分別、SDGs貢献Webの登録が行わ
 れました
2024全日本420級セーリング選手権 成績
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