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英イネオス・ブリタニアがルイヴィトン・カップ勝利!60年ぶりアメリカズカップ挑戦へ

 10月4日、スペイン・バルセロナで開催されているアメリカズカップの挑戦艇を決める「ルイヴィトン・カップ」。マッチポイントを迎えたイネオス・ブリタニア(GBR)は、第11レースでルナロッサ・プラダ・ピレリ(ITA)に7勝4杯で勝利しました。(BHM編集部)

ルイヴィトン・カップで勝利したイネオス・ブリタニア(GBR)。ルナロッサとの性能はほぼ互角。1つミスした方が負けという接近戦が繰り広げられました

「チームにとって重要な瞬間でした。きょうはルナロッサと激しい戦いになることは分かっていました。彼らは素晴らしい競争相手でした。彼らを尊敬します。私たちがこの地点に到達するのに10年間の努力が必要でした。私はチームを誇りに思います」(イネオス・ブリタニア ベン・エインズリー)

「イネオスチームにおめでとうと言いたい。本当に素晴らしい戦いだった。今回は彼らの方が優れたチームだった。私たちは素晴らしい船を持っていたと思う。言葉で表現するのは難しいが、私にできるのはチームメイト全員に感謝し、素晴らしい仕事をしたチームを心から祝福することだけだ」(ルナロッサ ジミー・スピットヒル)

 イネオス・ブリタニアはアメリカズカップに挑戦するのは1964年以来60年ぶりになります。アメリカズカップの開始は10月12日。先に7勝したチームが勝者となります。

ルイヴィトン・カップは5日目まで同点。6日目にGBRが2勝してマッチポイントに持ち込みました。7日目の最終レースではスタートで若干前に出たGBRがセオリー通りにITAを抑える形で進行。GBRは1度もITAに前を走ることを許さず逃げ切りました
ジミー・スピットヒルとベン・エインズリー
ルイヴィトン・カップ 決勝成績
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