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歴史ある異種混合ディンギー大会。びわこカインドレガッタ

 8月25日、大津市柳ヶ崎ヨットハーバーで「2024年びわこカインドレガッタ」が開催されました。1973年から始まった歴史あるヨットレースで、今年で51周年になります。(レポート・写真提供/水上真吾 レース委員長)

第1レーススタート。上エンドからスタートしたA級ディンギーを追いかけるシードスポーツ

 びわこカインドレガッタは、異なるディンギー(小型ヨット)が一斉にスタートし、艇の長さやセールの大きさから割り出したハンディキャップで、フィニッシュまでの時間を修正して順位を決定します。

 今回は、2クラスに分かれて行われ、一般クラスは14艇種/45艇が参加、OPクラスは4艇が参加しました。

 風待ちの後、第1レースは11時37分、安定した北東の風3メートルでスタート。第1マークを上位で回航したスナイプ3艇とシーホースがデッドヒートを繰り広げましたが、スナイプ3艇が終始リードしてフィニッシュしました。

 ターゲットタイム45分に対し、トップ艇フィニッシュは52分でした。トップからから45分にセットされたタイムリミットで8艇がDNFとなりました。

 続けておこなわれた第2レースも北東の風でスタート予定でしたが雷雲の接近で中止し、ハーバーバックとなりました。

 一般クラスはスナイプ級の相宮みなみ/阿部晃輝/北東愛和組(同志社大学)が優勝。OPクラスは荒井風花さん(中学3年)が優勝しました。

 今回新しくXキャット、アクアミューズが参加。Xキャットは新型の1人乗りカタマランです。また、開会式には三日月大造・滋賀県知事が来場され、琵琶湖を象徴するイベントにエールを送られました。

3位入賞のスナイプ西・山崎組と31位レーザーラジアル嶋選手
33位シーマーチン小寺選手と34位レーザーラジアル都倉選手
雷雲の接近でハーバーバックする集団
初参加のXキャット田代選手(ピワコナンバー86)
初参加のアクアミューズ内堀選手(ピワコナンバー120)
一般クラス入賞者。左(グループ)から2位花牟礼/前田/古田選手(同志社大学)。1位相宮/北東/阿部選手(同志社大学)。3位山崎/西選手(島津製作所)
OPクラス参加者。左から2位廣田選手、1位荒井選手、3位ウッドワース選手、4位上田選手
開会式後の集合写真(着席中央)三日月知事  
びわこカインドレガッタ 一般クラス成績
びわこカインドレガッタ OPクラス成績

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