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【パリ五輪】写真で振り返るパリ五輪470最終日。日本が熱狂した1日

 8月8日、パリ五輪12日目。470級のメダルレースがおこなわれた1日を、バルクヘッドマガジンが撮影した写真で振り返ります。(BHM編集部)

470メダルレースは通常よりも早い11時43分にスタート。風は7ノット前後。スタート前にスペインに仕掛けられたオーストリアが大きく遅れてスタートしました
レース開始前、海上に出た岡田/吉岡。いつもよりも緊張感が漂っていました。ただし、これはどの国も同じで、メダル争いに絡むチームの表情はかたかったです
1上マークをフランスに続いて2番手で回航。この時点でオーストリアは10位。日本が金メダルを取る可能性が出てきました
風下マークをまわって後続艇を確認する日本。スペイン、オーストリアは左海面へ向かいますが、日本は逆の右海面を走ります
同じく背中越しのオーストリアと逆海面の日本を確認するスペイン。この後、スペインは左海面を伸ばす策にでますが、日本、オーストリアに大きくカバーされ順位をあげることができません
最終マークをまわりフィニッシュラインへ向かう日本。オーストリアは7位、日本は3位です。後続を確認して銀メダルを確信しました
フィニッシュ直後に声をかけると大きくガッツポーズで振り向く岡田、吉岡。フィニッシュした瞬間、ふたりとも「お互いどんな言葉をかけたか全く覚えていません」とコメント
金メダルを獲得したオーストリア。スキッパーのLara Vadlauはリオ五輪後、セーリング活動を休止して、医学を学び医者になりました。5年間のブランクを経て、東京五輪後、再び五輪の世界へカムバックしました
スウェーデンが銅メダルを獲得。五輪直前にマルセイユ入りしてからは日本の練習相手としてセーリングしていまいた
岡田が海へ飛び込み、泳いでオーストリアのもとへ。ひとり船に残された吉岡はセーリングしてララ(AUT)と握手をかわしました
岡田/吉岡とサポートで海上にでた土居一斗JSAFコーチ、玉城千鶴トレーナー。いつもの練習体制と同じです。トヨタ自動車東日本の関コーチは今回は陸上サポートにつとめました
ビーチに戻ってきた岡田/吉岡を迎える日本チーム。同社チームのiQFOiL代表、富澤 慎がいちばんに飛び出して岡田奎樹とハイタッチしました
着艇後、日本のメディアからインタビューを受けました。セーリングはなかなかメディアに登場しませんが、メダル獲得の翌日は日本でも多く報道されたようです
五輪公式記者会見に出席する岡田/吉岡。日本の470セーリングの強さの理由などを質問されていました
マルセイユの海に日の丸が揚がりました。これまで編集長はアテネ、北京、ロンドン、リオ、東京、そしてパリの五輪を取材しています。再び日の丸が揚がる姿を見られたことに胸が熱くなりました
銀メダルを手に表彰台へあがる岡田/吉岡。おめでとう!
表彰セレモニーの壇上に並ぶ470メダリスト。セーリング競技は残りはカイト男子を残すのみです。カイト男子は8月9日におこなわれます
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