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池田/福田、服部/中井が優勝!江の島関東インカレ個人戦

 6月22、23日、江の島で「2024年度関東学生ヨット個人選手権」が開催されました。470級90艇、スナイプ級85艇がエントリー。潮の強い軽風コンディションで5レースおこなわれました。470級は池田海人/福田拓斗(日本大)、スナイプ級は服部陸太/中井皓太(早稲田大)が優勝。また、最小得点艇に与えられる最優秀選手賞は池田/福田(総合5点)が獲得しました。(BHM編集部)

江の島で開催された関東学生ヨット個人選手権。各クラス上位18艇は全日本インカレ個人戦の出場権利を獲得しました。両クラスとも全日本インカレ以上のビッグフリートとなり、大潮の影響も重なりゼネラルリコールが頻発しました
470優勝に加えてMVPを獲得した池田海人/福田拓斗(日本大)。2-1-(3)-1-1位の成績で圧倒しました
スナイプは服部陸太/中井皓太が優勝。服部は2022年度全日本インカレ個人戦チャンピオンです
本大会に限ったことではありませんが、インカレは世界でなかなかない超ビッグフリートでおこなわれるため、スタートで2列目、3列目になってスタートできない艇や、ゼネリコが頻発したり、上マークアプローチでフリートごと必要以上に大きく膨らんでしまうことがあります。団体戦でカットレースがないことも含めて、インカレのようなビッグフリートのヨットレースは公平なレースフォーマットとは言えません。しかし、インカレ独特の受け継がれてきた伝統を大切にしたいという学連組織の気持ちも良くわかります。「なるべく公平なヨットレースで競う」vs「インカレの伝統を守る」。どちらが正しいのか判断できませんが、もどかしさが残る部分です
今年と来年の全日本インカレが江の島で開催されるため、大会運営の事前練習の意味もあった関東個人戦。全日本に向けて準備は着々と進められています。関東水域では秋の関東インカレ(葉山)、全日本女子インカレ(葉山)を経て、11月に江の島で全日本インカレがおこなわれます
2024年度関東学生ヨット個人選手権 470成績
2024年度関東学生ヨット個人選手権 スナイプ成績

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