5月11、12日、神奈川県葉山で「2024年度 テーザースプリングレガッタ」が開催されました。葉山・江の島フリートをはじめ、稲毛、芦屋、浜名湖など各地から24艇が集まり、中風から強風のコンディションで5レース実施されました。優勝は伊藤／村岸組でした。（レポート／日本テーザー協会、写真／田口裕介）

　初日はレースに向けて出艇したものの、強風のためAPHが掲揚されハーバーバックとなりました。その後、陸上でAPAが掲揚され、レースは翌日に延期されました。夕方には公式掲示板で帆走指示書の変更が公開され、2日目の最大レース数が4ではないことが発表されました。

　2日目は予定通りレースが開始され、2度のゼネラルリコールののち、オールクリアでレースがスタートしました。1レース目を制したのは池田／鷲尾組でした。

　続く2レース目は伊藤／村岸組がトップ、3レース目は小松／西原組がトップ、4レース目は再び伊藤／村岸組がトップでした。

　4レース目が終了した時点での順位は、1位が池田／鷲尾組（11ポイント）、2位が山村／井上組（14ポイント）、3位が伊藤／村岸組（18ポイント）でした。

　5レース目が実施されると最も悪い得点が除外されるため、順位が大きく変動する可能性がありました。レース終了時刻の関係で5レース目が最終レースとなる中、トップでフィニッシュしたのは山村／井上組でした。

　最終結果として、山村／井上組と伊藤／村岸組の得点が並び、タイブレークの結果、伊藤／村岸組が優勝を勝ち取りました。

　2026年のテーザーワールドが沖縄に決定し、ますますの盛り上がりが期待されます。 さらには、2027年関西マスターズゲームのセーリング競技でもテーザーが採用されています。みなさん、ぜひテーザーレースへの参加をお待ちしています。

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