Loading

風弱く2レース成立。和歌山モススプリングレガッタ2024

 5月18、19日、和歌山セーリングセンターで「モススプリングレガッタ」が開催されました。和歌山では初開催のレースです。事前の予報通り、残念ながら吹かないレガッタとなりました。(レポート/鷲山真一)

和歌山で開催されたモススプリングレガッタ。残念ながら風弱く2レース決着となりましたが、若手選手の健闘が際立つ内容になりました

 1日目は午前中風待ちし、13時ごろからそよそよ風が入り始めましたが、風が続かず中々レースができず。結果レースできたのは15時半以降になりました。3レース目は17時過ぎにスタートするも風が続かずノーレースに。海上に5時間もいたのは異例でした。

 2日目は朝から雨がパラパラと降り始め、これまた風待ち13時まで待ちましたが、あきらめ本日終了。前日の2レースで成立となりました。

 上位2艇はいつもの顔ぶれなので触れません(笑)。今回は、若手選手達の成長が目立ちました。

吉川隼人選手
上村健人選手
杉山航一朗選手

 中でも皆がフォイリングできないなか、モスを始めて約1年の吉川選手一艇だけ飛んでいることが多く、しかも大事な場面でフォイルタックを決めて2レース目3位フィニッシュは凄すぎです。

 多分モスがフォイリングするようになってから初めての試みだと思いますが、風待ちの間、プラクティスでローライドレース(飛ばないレース)を行いました。

 レース途中で風がなくなりローライドになる事は多々ありますが、最初から最後まで飛ばないレースは正に地獄でした。このレースで抜群の走りを見せたのは上村選手です。圧巻でした。

 いつも三保で一緒に練習している杉山選手は、艇を乗り替えて半年も経たないうちにビーカーを乗りこなし、走り合わせの相手にもなれませんでした。若いっていいな。

 レースでも他のビーカー勢と引けを取らない走りをするんだろうと思っていたら、案の定、安定して前を走っていました。

 自分は40代の時にモスを始めましたが、若い頃にであえてたら良かったと思っています。機会があれば若い子達には早いうちにフォイリングボートを始めて欲しい。とは言え、同年代の後藤選手もスゲェなって思っています。

 今回レース運営してくださった中村さんご夫妻をはじめ、和歌山県セーリング連盟のみなさん、ありがとうございました。また機会があればよろしくお願いします。

 次回は7月13〜15日に浜名湖三ヶ日青年の家で「サマーレガッタ」が開催されます。

モススプリングレガッタ2024成績

※※※※※※※※※※※※※※※※※
バルクヘッドマガジンでは、ヨットレースやセーリングイベントのレポート、大会の開催案内、セーリング情報などを募集しています。かんたんな文章と写真、成績表などの資料を送ってください。みんなで日本のセーリングを盛り上げていきましょう!
バルクヘッドマガジン編集部メールアドレスeditor@bulkhead.jp※※※※※※※※※※※※※※※※※

CATEGORY:  DINGHYFOILINGINSHORENEWS