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西宮で開催、第16回ジャパンオープンスキフカップ・レポート

 3月29~31日に「第16回 ジャパンオープンスキフカップ」が西宮市のウインドワードオーシャンクラブで開催されました。今回の大会は初心者のスタートクラスと世界選手権の出場権をかけたレギュラークラスの2つのクラスが設定されました。(レポート・写真提供/日本オープンスキフクラス協会)

西宮で開催されたジャパンオープンスキフカップ。26艇が出場しました

 大会初日は10ノット前後の中、御前浜前の湾内でレースが行われました。コースはオープンスキフ特有のスラロームコースを採用。ターゲットタイム20分ほどのショートコースです。

 6レースの中で上位につけたのは江の島から遠征してきた金田惺吾選手、去年の全日本選手権優勝で地元の檜垣俊忠選手、3位は北海道のマーズデン琥海選手と三選手とも世界選手権出場経験のある実績十分の選手が揃いました。レース展開も常に上位陣が艇団を引っ張っていくようなレースになりました。

 また上位の選手ほどコース途中に設定され、オープンスキフクラス特有の立ちながらセーリングをする「スタンディングレグ」を上手に乗りこなしていました。

 2日目は新西宮ヨットハーバー沖までレース海面を変更し、トラぺゾイドコースが採用され3レース行いました。

 2日目は風待ちから始まりましたが、D旗掲揚と共に風が程よく入り出し、初日とは異なり軽風レースとなりました。上位陣にも体重の軽い子が食い込む結果となりました。ただ前日のリードを生かし手堅いレースを行った金田選手の優勝となりました。

 今回のレースでは、北海道、江の島、横須賀、西宮、鳥取の選手が集結し、初日に行われたパーティーも大いに盛り上がりました。

 来年度には世界選手権が同じ西宮で開催予定です。10月にも全日本選手権が開催され、世界選手権の選考が行われる予定です。

 いつもはOPに載っている方や、すでにILCA4クラスに移行した方も、ぜひ来年に国内開催される世界選手権に挑戦してみませんか?

 来年の世界選手権出場権をかけて、ぜひ10月に行われる全日本選手権に奮ってご参加をお待ちしております。日本オープンスキフクラス協会一同、オープンスキフクラスのポリシー「ファンセーリング」の気持ちでおもてなしをさせていただきます。

大会会場となったウインドワードオーシャンクラブ
優勝の金田惺吾(ちょっとヨットビーチマリーナ)、2位マーズデン琥海(小樽ヨット少年団)、マーズデン珀空(小樽ヨット少年団)
第16回 ジャパンオープンスキフカップ 成績
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