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日本vs日本のトップ争い。マヨルカ470世界選手権3日目

 2月29日、快晴となったスペイン・マヨルカ島「470世界選手権」。大会3日目から決勝シリーズが始まりました。ゴールドフリートには日本4チームが進出。暫定1位の証でもあるイエロービブスを着た磯崎哲也/関友里恵は5-4位で首位を保守。岡田奎樹/吉岡美帆は第7レースでカットレースを作るも2位につけています。(BHM編集部)

1位を守る磯崎/関。昨年の世界選手権では銅メダルを獲得、磯崎は2018年の世界選手権(当時は男子ペア)で銅メダルを獲得しています。未獲得は金メダルのみ

 予選が終わり決勝シリーズに突入した470世界選手権。大会3日目は10ノット前後でトラピーズに出るか出ないかの軽風戦となりました。風のシフトがあり成績をまとめることがむずかしいものの、日本のトップ2艇は順位を守っています。

 軽風ゆえ、多くのチームが凹凸のある成績をみせるなかで、磯崎/関の安定した成績には目を見張るものがあります。第6レースが終わった時点で岡田/吉岡と同点1位になりましたが、第7レースが終わると磯崎/関が4点引き離す結果となりました。

 「トリッキーな風でコースを取るのがむずかしかったけれど、落ち着いて風を捉えることができたと思います。選考やワールドの相手のことは意識しないで、自分たちの走りができるように心がけています。あしたもがんばります」(関 友里恵)

 決勝シリーズは残り2日で4レースが予定されています。後半戦に入り、トップの顔ぶれは固定されつつあります。明日大会4日目は、はたして磯崎/関が後続を引き離すことになるのか? 岡田/吉岡が4点差をくつがえすのか? 今年の世界選手権は「日本 vs 日本」の戦いになっていることに間違いありません。

 また、日本代表第一次選考は、メダルを獲得した時のボーナスポイントが重要になりそうです。メダルをとった場合は通常の順位に加えてボーナスポイントが与えられます(低得点のためマイナスされるというになります)。例えば、金メダルを獲得した場合は、1位/1点にボーナス特典マイナス8点があたえられ、合計マイナス7点で第二次選考へ進むことになります。

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◎ボーナスポイント
 総合成績が1位、2位、3位となった場合、それぞれ総合成績から8点、7点、6点のマイナス調整を行う。
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 470世界選手権のメダル獲得はもちろんんこと、日本代表選考も熱を帯びてきました。大会4日目も午後から2レース予定されています。レースの様子はトラッキングで視聴できます。みなさん、日本からの応援をよろしくお願いいたします。

◎マヨルカ470世界選手権 参加61艇 3日目上位成績 7R終了時
1 磯崎哲也/関友里恵 19p
2 岡田奎樹/吉岡美帆 23p
3 ESP Jordi XAMMAR / Nora BRUGMAN 32p
4 GBR Vita HEATHCOTE / Chris GRUBE 35p
5 FRA Camille LECOINTRE / Jeremie MION 41p
6 GER Simon DIESCH / Anna MARKFORT 41p
7 GBR Martin WRIGLEY / Bettine HARRIS 41p
8 ISR Nitai HASSON / Noa LASRY 42p
9 AUT Lara VADLAU / Lukas MAEHR 42p
10 吉田 愛/吉田雄悟 45p

磯崎・関を追う2位の岡田・吉岡。期待はしていたものの、これほどまで日本チーム同士の戦いになることは予想できませんでした
メダルレース圏内の10位に位置する吉田/吉田。好調の今回はまだまだ挽回できるポジションです
スペイン・バレアレス諸島に浮かぶマヨルカ島のシンボル、パルマ大聖堂を背景に走る470世界選手権
1位を確信したスウェーデン(スキッパーは東京五輪銀メダル)はレース中にも関わらずこのポーズ。ベテランすぎます
本大会はアフリカ大陸選考も兼ねています。出場するのはモザンビークとアンゴラの2カ国。勝利した国がパリ五輪代表となります
大会3日目を迎えようやく晴れて美しい夕日が戻ってきたマヨルカ島。4日目は午前中は雨、午後から13〜15ノットの風予報です
2024マヨルカ470世界選手権 3日目ハイライト映像
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