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蒲郡沖、微軽風の戦い。JODA ナショナルチーム最終選考3日目

 2月24日、愛知県蒲郡・豊田自動織機 海陽ヨットハーバーで開催されている「2024年JODA ナショナルチーム最終選考」。前日までの雨はあがり、おだやかな1日となった選考3日目は、北西風10ノット前後から徐々に落ちるコンディションで3レースおこなわれました。(BHM編集部)

軽風から微風に落ちていく風で3レースおこなわれた選考3日目。途中、風が大きく振れる場面もありました

 軽風から微風のライトウインドでもトップを走る岩波将吾(江の島・中2)は順位を崩しません。9レースを終えて合計16ポイントで独走態勢に入りました。2位以下は、3レース残されていることを踏まえると、まだ順位の変動がありえそうです。

 本選考のポイントは、まず上位5位までの世界選手権出場権利をかけた争い。また、この選考では女子の順位にも注目です。

 世界選手権は上位5位までの選手が選ばれます。6位以下の選手は、アジア・オセアニア選手権(10名まで)、ヨーロッパ選手権(5名まで)どちらかの大会を選ぶことになりますが、ルールとしてアジア・オセアニアは女子が3名、ヨーロッパ選手権は女子1名が含まる決まりがあります。

 そのため現在女子トップ/総合5位の須永言葉(中央区・中1)が5位を保守した場合は、ワールド出場権利を獲得するため、女子の5番手までがナショナルチームの権利を得ることになります。そうならなかった場合は、上位女子4名にの権利が与えられます。

 明日25日、ナショナルチーム選考最終日の最終予告信号時刻は12時40分です。最終日に1レース以上おこなわれた場合、最も成績の悪い2レース分の成績がカットされるため、大逆転の可能性もあります。極寒の蒲郡海で戦うジュニアセーラーにご注目ください。

◎2024年JODA ナショナルチーム最終選考3日目 9R終了時 参加41艇
1 岩波将吾 江の島 16p
2 角森未岬 海陽海洋 36p
3 後藤晴人 中央区 55p
4 藤田翔伊 B&G兵庫 66p
5 須永言葉 中央区 69p ※女子1位
6 堀野葵 B&G兵庫 69p
7 岡田 晴 海陽海洋 74p
8 長堀 滉 中央区 78p
9 中田航誠 江の島 82p
10 山本汐穏 B&G高松海洋 95p

海陽ヨットハーバーを出艇するジュニアセーラー
暫定1位の岩波将吾
2位の角森未岬。前年度のワールドメンバーです
3位の後藤晴人
風待ち中、選手たちはサポートボートに集まります。ふと、海上のボートを数えてみたら選手41艇に対して、エンジン付きのサポートボート、運営ボートは20艇ありました。サポートの重要性を理解しつつも、セーリングはエコなスポーツとは呼べないかも、などと考えていました。サポートボートはオリンピックをはじめ、特にヨーロッパの国際ヨットレースでSDGsの観点から、乗り合いにする、数を少なくするなど制限が入っています。日本も今後考える必要がありそうです
2024年JODA ナショナルチーム最終選考 3日目成績
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