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日本はパリ五輪出場権利獲得ならず。アデレードILCA7世界選手権

 1月31日、オーストラリア・アデレードで開催されていた「2024ILCA7世界選手権」の最終成績です。本大会は風に恵まれ10レース(+メダルレース)がおこなわれましたが、日本はゴールドフリート進出を逃し上位7カ国に与えられるパリ五輪国枠獲得を逃す結果となりました。優勝は東京五輪金メダルのマット・ウォーレン(AUS)がワールド二連覇を達成。日本最高順位は鈴木義弘の66位となりました。(BHM編集部)

昨年8月のパリ五輪テストイベントでも優勝。直近の国際大会で優勝を重ねパリ五輪の金メダル有力候補となっているマット・ウォーレン(AUS)。2位には東京五輪銅メダルのノルウェー、3位にはイギリスが入りました
後半は強風戦となったアデレードワールド。ILCA(レーザー)クラスは現在オーストラリアがオリンピック3大会連続で金メダルを獲得しています(2012ロンドン五輪トム・スリングスビー、2016リオ五輪トム・バートン、2021東京五輪マット・ウォーレン)
日本人最高順位となった鈴木義弘。パリ五輪の出場権利を獲得できなかった日本は最終選考となる4月ラストチャンスレガッタ(フランス・イエール)が勝負。パリ五輪で割り当てられる最後の3カ国をかけて戦うことになります
ILCA7世界選手権最終日ハイライト映像

◎2024ILCA7世界選手権 参加152艇
1 AUS Matt Wearn 24.0p
2 NOR Hermann Tomasgaard 34.0p
3 GBR Michael Beckett 41.0p
4 GER Philipp Buhl 65.0p
5 NZL Thomas Saunders 71.0p
6 CYP Pavlos Kontides 79.0p
66 鈴木義弘 188.0p
84 黒田浩渡 237.0p
94 瀬川和正 258.0p
112 南里研二 224.0p
139 樋口 碧 341.0p
144 竹内修祐 372.0p
149 入江裕太 424.0p
※日本代表第一次選考の結果、該当順位が各選手のポイントとなります。第二次選考(ラストチャンスレガッタ)では、(1)国枠の獲得(必須条件。獲得した選手にはボーナスポイント5点がマイナスされます)、(2)第一次+第二次選考の合計で最もポイントの低い選手が日本代表となります。また、本大会は日本の出場選手数が制限されるラストチャンスレガッタの出場優先順位にもなっています。

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