2026沖縄大会を約束し、メルボルン・テーザー世界選手権終了
1月2〜9日、オーストラリア・メルボルンのサンドリンガムヨットクラブで「テーザー世界選手権」が開催されました。出場艇数103艇の一斉スタートという大フリートレースの中、日本チームの活躍が見られました。(レポート/関口真秀 日本テーザー協会)
プラクティスレースで関口/上松が3位に入ったのを皮切りに、本番レースで紙/紙が1位を3回、森田/森田の3位など主に軽風レースで日本チームが活躍しました。
各国の上位選手からは軽風時の走らせ方についての質問やディスカッションもあり、また日本チームからのオーバーパワーや波の悪い海面での走らせ方の質問にはアドバイスをもらったり、各レベルで全チームがお互いの情報をシェアすることで全体のレベルアップに向けて切磋琢磨するという、テーザーならではの世界選手権の雰囲気がありました。
毎日のデイリープレゼンテーションでは、飛び賞や面白ネタの表彰など、参加者全員が楽しめる内容になっていてます。このコミュニティのムードが大きな魅力となって継続している参加者も多く、「過去10回以上ワールドに参加したメンバーのクラブ」も発足しました。
世界選手権は10レース成立しました。上位3艇の点差が10ポイント以内という僅差の戦いになり、2017年に日本で開催された蒲郡ワールドの覇者ジョナサン/リビージョンソン・マッキー(USA)が1位をひとつも取らない中での安定成績で5度目の優勝しました。
次回、2026年沖縄ワールドに向けてプレゼンテーションした後は、沖縄について質問攻めにもあい、海外選手の参加意欲の高さを感じることができました。
これからテーザーを初めて、世界選手権に参加してみたいと思われる方は、ぜひテーザー協会までご連絡ください。
- 2024 Tasar World Championshipshttps://2024.tasarworlds.com/