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5日開幕。パリ五輪出場国選考、アルゼンチンILCA6世界選手権

 1月5日〜10日までアルゼンチンのマル・デル・プラタで「2024ILCA6女子世界選手権」が開催されます。本大会に105艇/47カ国が出場。日本から5艇が出場します。(BHM編集部)

マル・デル・プラタで始まるILCA6女子世界選手権。本大会は女子世界選手権で、ILCA7男子は1月後半にオーストラリア・アデレードで開催されます

 この大会は今夏開催されるパリ五輪の出場国選考大会となる重要な大会です。現在、世界各大陸で予選がおこなわれていて、日本は12月にタイで開催されたアジア大陸枠アジアセーリングチャンピオンシップに出場しましたが、出場権利を獲得できませんでした。

 ILCA6の場合、合計43カ国がパリ五輪に出場できます。現在、27カ国が決定していて、この世界選手権では出場権利取得済の国を除いて上位7カ国に権利が与えられます。

 2024年1月3日時点でILCA6で権利を持つのは次の27カ国です。
アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、バミューダ、カナダ、中国、デンマーク、エジプト、フィジー、フランス、ドイツ、イギリス、ハンガリー、イタリア、マレーシア、メキシコ、モザンビーク、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ペルー、ポーランド、ポルトガル、スウェーデン、スイス、タイ、アメリカ、ウルグアイ。

 日本は上記を除いた国別順位で7カ国以内に入れば、パリ五輪出場国権利を獲得できます。日本選手は次の5選手(冨部柚三子、三浦帆香、山本佑莉、柿元麻衣、ハムリンたりあ)が出場します。

※本大会はILCA6の日本代表第一次選考にもなっていて、最終順位からポイントが与えられます。日本が出場権利を獲得した場合、本大会と4月フランスオリンピックウィーク(兼 ラストチャンスレガッタ)の合計ポイントが少ない選手が代表となります。詳細はJSAFオリンピック強化委員会発表の「日本代表選考方法について」をご覧ください。

※本大会で日本が出場国枠が取れなかった場合、4月フランスで開催されるラストチャンスレガッタが最終選考となります。ラストチャンスレガッタでのILCA6の残り国枠は3カ国です。

※4月ラストチャンスレガッタは、各国の平等性を保つために出場艇数に制限が設けられています。各国に割り当てされる出場艇数は2月に決定します。割り当てが少ない場合、世界選手権(日本代表第一次選考)までの獲得ポイント上位選手から出場権利が与えられる見込みです。

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