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RSジャパンオープン 2023/第1回 RS Aero 全日本選手権レポート

 11月18、19日、葉山森戸海岸沖で「RSジャパンオープン 2023/第1回 RS Aero 全日本選手権」が開催されました。これまで日本RSクラス協会では、RS全艇種を交えたゲームス形式のイベントとして全日本選手権を開催してきました。(レポート/一般社団法人日本RSクラス協会 大垣俊朗)

葉山で開催されたRSジャパンオープン 2023。今年は日本で第1回目の開催となるRS Aero 全日本選手権(合計23艇参加)が開催されました

 今年はその要素を残しつつ、RS Aeroの競技性も高め、成績を公式に認めていただくために、RS Aeroのみ日本セーリング連盟の公認をいただきました。

 そのため、協会内でのレースオフィサーの育成やNROのご協力、レースフォーマット・運営体制や帆走指示書の見直し、クラスルール翻訳と公式計測員の確保・育成に向けた講習開催、オンライン掲示板の導入など、大会企画・運営の高度化・公正化を進めました。

 本大会には、RS Aero艇が23艇(Aero5: 14艇、Aero6: 3艇、Aero7: 6艇)、その他艇が13艇(カテゴリー1: 7艇、カテゴリー2: 6艇)の計36艇が、葉山、清水、福岡、銚子、宮城から参戦しました。

 レース初日は40ノットほどの強風のためレースは行われず、選手たちは陸上アクティビティを楽しみました。RS Aeroのクリニック講習会、プロテスト委員会によるルール講習会、日本セーリング連盟環境委員会による不要セールをリサイクルしたエコバッグ制作のワークショップが行われました。

 夕方には葉山新港でパーティーが開かれ、8月のAero世界選手権参戦報告、各クラブの紹介、スポンサーから支援されたリサイクル素材を用いた大会Tシャツの紹介がありました。また、本大会では日本セーリング連盟から提供されたSDGs貢献アプリによるサステナビリティレースも開催されました。

初日は強風によりノーレース。2日目の2レースで決着がつくことなりました。艇種の異なるRSジャパンオープン 2023はレーティングを使って競われました

 レース2日目は一転して微風となり、前夜のうねりが残るコンディションでのレース開催となりました。

 RS Aeroの3クラスは3レースを行い、RS Aero 5クラスでは、ジュニアで海外大会にも出場している結解太郎選手(葉山セーリングクラブ)が福岡のベテランセーラー吉岡岳史選手を接戦の末抑えて優勝し、3位にはジュニアの馬於野(マー・シェーリー、香港)選手が入賞しました。

 RS Aero 6クラスは、eセーリング2021-2022日本チャンピオンで、シングルハンド艇レース初参戦の木暮俊貴選手が、追走する元470ナショナルチーム鈴木一哉選手(葉山セーリングクラブ)を寄せつけず優勝しました。

 RS Aero 7クラスは、大会連覇を続ける中溝晃弘選手(清水港ヨット協会)が小野寺正一郎選手と大接戦を繰り広げ、互いに42条違反・ペナルティ解消を受けながらも、最終レースも堅実に抑えて念願の公認大会優勝を果たしました。

 また、その他の艇種は2レース行い、カテゴリー1でRS FEVAの松下真也・松下世利ペア(葉山セーリングクラブ)が競技大会初参戦で優勝、カテゴリー2ではシングルハンドトラピーズ艇RS700を乗りこなす加茂佳正選手(清水港ヨットクラブ)が、昨年までのリベンジを果たして遂に悲願の優勝を飾りました。サステナビリティレースは協会会長に就任した高村徳明選手が積極的な取組で受賞でした。

 日本RSクラス協会は本年10月25日に一般社団法人格を取得しました。今後はRS艇のセーリングがより多くの人に楽しまれるように取り組みを進めてまいります。

第1回RS Aero 全日本選手権 成績
RSジャパンオープン 2023成績
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