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9年ぶりに福岡小戸で開幕!第88回全日本学生ヨット選手権

 11月1~5日、福岡県福岡市ヨットハーバーで「第88回全日本学生ヨット選手権」が開催されます。全日本インカレの福岡開催は2014年以来の9年ぶり。全国予選を勝ち抜いた各クラス24校が博多に集まっています。大会前日は、主将会議および開会式が行われました。(文/長塚正一郎 バルクヘッドマガジン)

福岡小戸で開幕した第88回全日本インカレ。写真は日本セーリング連盟 馬場益弘会長を前に選手宣誓をする西本かなで選手(九州大ヨット部主将)

 今大会は3つの記録達成がかかり、その結果に注目が集まります。
【早稲田大の総合4連覇】
 総合4連覇を達成すれば同志社大につづき史上2校目の快挙となります。9年前の博多インカレでも早稲田が完全優勝しています。
【早稲田大のスナイプ級4連覇】
 スナイプ級4連覇は日本大につづく史上2校目となります。
【日本大の470級3連覇】
 日本経済大の3連覇につづき史上2校目の3連覇となります。
(出典:大会公式パンフレット)

 前週の10月28〜29日には、同地でインカレ前哨戦となる「城ヶ島カップ」が開催されました。470級、スナイプ級ともに80艇以上が参加しほぼすべての出場校が出場。注目の早稲田大は上位に堅くまとめ好調で大会に臨みます。

 レース初日の11月2日は10時30分に470級第1レース予告信号、3レースが予定されています。今大会は、博多湾内のノリ網を避け、湾外の海面で行われる予定です。気になる風は、レガッタを通じて微風予報となっています。

「9年ぶりの開催なので、公平・公正、そして安全にレースできるように。そして、日本一の大会にふさわしいレースをおこない、また小戸でレースをしたいと思えるようなレースをしたい」(岡村勝美 レース委員長)

全日本インカレが開催される福岡市ヨットハーバー。高気圧に覆われた福岡は晴天。日中は汗ばむほどの気温になります。今週は11月らしからぬ暑い日が続きそうです
バウナンバー。本大会はクルーザー、ディンギーで活動する九州の六広会、才全会も応援しています
今大会から計測方法が変わりました。各水域での計測はなくなり、大会運営側がピックアップした艇を計測する方式になりました
総合3連覇中の早稲田大が優勝旗を返還。今年はどの大学が優勝旗を手にするのでしょうか
北海道大の伝統(なのかな?)木の旗竿。大会開催地周辺で拾う木を使用するので毎年違うものです。今年の旗竿は立派!
開会式が終わると博多湾に美しい夕陽が落ちていきました
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