【コラム】今年は取材遠征が多くトラブルも多いがそれも良い
みなさん、こんにちは。バルクヘッドマガジン編集長です。ときどき掲載する編集長のコラムを読んでいる方はご存知かと思いますが、今年は国内外を含めて取材遠征の多い1年になっています。(BHM編集部)
「あいつ、今週はどこ行ってんだ?」と思いながら読んでいる方もいるでしょう。編集長は昨日までラ・パルマ島という小さな島のサンタ・クルス・デ・ラ・パルマという町にいました。いまは日本に戻る途中でパリでフライトを待っているところです。
日本へ戻ったら撮影機材を交換して全日本学生ヨット選手権が開催される福岡小戸へ向かいます。今回もドタバタの取材遠征ですが、なんとかまあ、無事にたどり着けるでしょう。
こうして海外で取材撮影していると、編集長のことを「とてもデキる人」のように思う人がいるかもしれません(いないか?)。外国語をペラペラ話して、スマートで余裕のある仕事ぶり、みたいな。
本当はそうなりたいんですけど、実はまったく逆なんです。自分でも驚くほどトラブルの連続です。今回も呪われているのか?と思うほどミスだらけでした。まずはフライト予約ミス(日にち間違え)、宿泊先の予約ミス(日にち間違え)、レンタカーの予約ミス(場所間違え)、宿泊先に入れないミス(場所がわからない)などなど。
あまりにもトラブルが連続するので、飛行機がラ・パルマ島に着陸した瞬間、「行き先はこの島で合っているのだろうか?」と不安になったほどです。
取材場所のラ・パルマ・マリーナはもちろん初めていく場所でした。そこで「写真を撮りたいので船に乗せてほしい」と言うのですから、相手にしたら、突然来た東洋人がわーわーゆうておる、ぐらいに思っているはずです。
今回の撮影でも「彼に聞いてみて」とたらい回しされて、いろんな人と話したけれど、けっきょく誰がどんな立場なのか分からないまま、なんとか撮影ボートに乗ることができました。
そんなドタバタ珍道中ですが、最近はそれで良いんじゃないかなと思っています。時間は(日本で撮影するよりも)何倍も時間はかかるけれど、結果的に船にも乗れたし撮影もできました。
これまで失敗ばかりしていて、なんで自分だけうまくできないんだろう、と考えたこともありましたが、いろいろ経験するうちに「みんな同じような感じでやってるんだな」ということも分かってきました。ミスなく完璧にデキる人なんていないんです。いや、そういう人、少しはいるのかな?
いくつになっても学ぶことってあるものですね。同じミスをまた繰り返すかもしれないけれど、それを含めて自分のやり方なんだと思えば、なんの不安もありません。ということで、編集長の取材遠征はまだまだ続きます。まずは頭をインカレモードに切り替えないと。おたのしみに!
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