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三瓶笙暉古、大西洋横断レース「ミニトランザット」をリタイア

 10月1日、大西洋横断ミニトランザットに出場する三瓶笙暉古がリタイアを発表しました。9月28日、最大30ノットの強風でディスマストした三瓶は救助艇によりえい航され、スペイン・カリーニョ港へ入港。現地でチームマネージャーとともに状況を確認し、解決策を見つけようとしましたが、安全にレースできることが不可能と判断。三瓶は正式にリタイアをレース委員会に報告しました。(BHM編集部)

三瓶笙暉古コメント「レースを続けないことを決めました。第2レグのスタートまでに船を準備できたとしても、安全にレースを完走する自信がないと判断しました。この2年間、たくさんの応援ありがとうございました。このレースを完走できなかったことを残念に思います」

 9月25日に仏レ・サーブル・ドロンヌをスタートした大西洋横断「ミニトランザット」第1レグは、90艇(プロト31艇、シリーズ59艇)が出場。スペイン沖で強風が予想されるため1日延期してスタートしました。フリートは現在ポルトガル沖をフィニッシュ地カナリア諸島サンタ・クルス・デ・ラ・パルマへ向けて1350マイルを航海中です。第2レグはカナリア諸島からカリブ海グアドループまで2700マイルを走ります。

カリーニョの港で被害を確認する三瓶笙暉古。非常に悔しいことですが、安全のためリタイアを決意しました
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