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全国から74艇が集合。牛窓が熱気に包まれた!ILCA中国選手権

 9月2、3日、「2023ILCA中国選手権 兼 岡山県牛窓ヨットハーバー開港記念レース」が岡山県牛窓ヨットハーバーで開催されました。牛窓での、日本レーザークラス協会の大会は2014年中国選手権以来です。東は東京、西は福岡から74艇ものエントリーがあったため、夏の牛窓がレーザーセーラーの熱気に包まれました。(レポート・写真提供/2023ILCA中国選手権実行委員会)

岡山県牛窓で開催された2023ILCA中国選手権。74艇がエントリーしました

 レース初日は東からの4m/sの風が2m/sまで落ちるコンディションとなりました。ILCA7級では4レース実施でき、1-5-2-7と3レース目フリーの走りで挽回した地元岡山の鷲崎隆陽選手(10年ぶりにレース参戦)が暫定1位。2位に神谷俊希選手(蒲郡)、3位に浜田勇一選手(境港)が3点差で続く、混戦模様の展開となりました。
 
 ILCA6級はゼネリコを繰り返した影響から、3レースのみの実施となりました。この中で1-1-5と上手く牛窓の風をつかんだ柿本麻衣選手(蒲郡)が暫定1位。 2位に山本佑莉選手(岡山)、3位に秋山紀夫選手(柳が崎)が続く結果となりました。
 
 初日のレースでは上りレグで左海面のブローを上手く使うことができた選手が上位で上マークを回航する展開となりました。下りレグでは風が弱く、潮が強い海面であるため、上手くブローをつかみながら、スピードを落とすことなく、なるべく短いコースを走った選手が順位を上げる展開となりました。

 また、今回、藻に悩まされている選手が多く見受けられました。藻の固まりがセンター、ラダーに掛かった場合、気付くのが遅れると艇速が急速に落ちてしまいます。初日トップの鷲崎選手もセンターに絡んだ藻の固まりに気付かず、順位を落としている場面もありました。
 
 2日目は風待ちで陸上待機していたもの、10時過ぎにそよ風が入り11時5分にILCA7級がスタート。1上は、スタート後右振れブローが入ったため、リミットマークよりの集団の中からスタートした初日の上位選手達は渾沌とした状況に苦しんでいる様子でした。残念ながら1下に向かう頃には徐々に風が落ち、2上でコース短縮となりました。

 このコンデションの中、1上を断トツのトップで回航した従野孝明選手(岡山)がそのまま1位フィニッシュ。これが最終レースとなり、2上でコース真ん中左の軽いブローを繋いで4位まで順位を上げた鷲崎選手が首位を守り、2度目の中国選手権優勝となりました。
 
 ILCA6級は、運営側がなんとかレースを成立させようとギリギリまで粘ってスタートさせましたものの、2レースとも途中で風が弱くなってしまい、中止となってしまいました。このため、前日の成績のまま、柿元麻衣選手(蒲郡)が優勝となりました。
 
 残暑が続く中、運営にご協力いただいた岡山県の皆様、ありがとうございました。

牛窓ヨットハーバー
表彰式
全員集合(撮影:大西裕)
2023ILCA中国選手権 ILCA7成績
2023ILCA中国選手権 ILCA6成績

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